Contents
このblogではお庭仕事に限らず幅広いジャンルのDIYに挑戦する様子を紹介したいと思ってるんですが、そうは言いつつもややお庭のDIY寄りになっているのが現状。
しかしながら、今回はお庭から大幅に離れてなんとパソコン!パソコンのDIY、所謂自作PCについてのお話です。
子育て世代にはパソコンは必須です
もはや時代はスマホ中心で、パソコンなんて持ってないよ!という人も全然珍しくない世の中ですが、スマホがいくら便利とは言え、まだまだパソコンじゃないとできない作業、圧倒的に作業効率が良い作業は沢山あります。
そんな作業の中でも子育て世代なら多くの人に当てはまるのが、子供の写真や動画に関わる作業。
子供の誕生やイベントの為に多くのパパ・ママはビデオカメラを購入し、多くの写真や映像を記録するでしょう。
それらの大量のデータの保管には大容量のハードディスクを備えたパソコンが必要になりますし、動画編集ソフトがあれば動画をDVDにまとめて親戚や友人に見せることだってできちゃう!
便利ですよね、パソコン。でも動画編集なんかの作業となるとある程度のスペック(性能)が必要となりますので、パソコンならなんでも良いという訳ではないのです。
性能の良いデスクトップパソコンはとても快適!
わたしは動画編集に手を出すまではパソコンのスペックなんかには全くこだわりも知識も無かったんですが、当時所有していたパソコンでは動画編集ソフトが思い通りに動かないという問題がありました。
そこで試しに高性能寄りのパソコンを購入してみたらあまりに快適過ぎて衝撃を受けたのを覚えています。
その時購入したのはgatewayというメーカーのDX4860というモデルだったんですが、動画編集ソフトは快適に動くし、そもそも起動が早いし、iphoneのバックアップもすぐ終わります。見た目も一昔前のApple社のパソコンのように適度な丸みがあるデザインで、とても良いじゃないですか。
このパソコンには「Intel入ってる♪」のCM(だいぶ昔のCMだけど・・・)でお馴染みIntel社の、corei7-2600という、当時の一般向けとしては高性能寄りのCPUを採用しているモデルでした。CPUというのはパソコンの頭脳に当たるパーツですが、賢いやつはやっぱ凄いんだなぁと感動したものです。
このパソコンは2012年位のモデルだったと思いますが、この賢さは2018年現在ではもちろんバリバリの高性能寄り・・・というわけでは流石になくなってしまいましたが、ごく一般的な使用では全くストレスを感じない性能なので、まったく大したものです。
ちなみにわたしの妻は性能が高くないノートパソコンを所有しているのですが、起動が遅い、iphoneのバックアップが全然終わらない、写真の転送も遅い、という快適とは程遠い動作の為、パソコンを開くのが億劫になっているそうです。
結果、せっかく撮影した写真のバックアップは数ヶ月に一回、下手すると一年に一回の頻度。
もっとマメにバックアップ取らなきゃ!と言いたいところなんですが、子育て中は本当に時間がないので億劫に感じるのも無理ありません。
時間がない子育て世代こそ性能の良いパソコンを使って、パソコンに奪われる時間を節約するべきじゃないか、と考えています。
そして自作PCの世界へ
ここまでの話なら性能のよいパソコンって良いよー!というだけの話なんですが、このblogはDIYを紹介するblog。この話にはまだ続きがあるのです。
大変お気に入りとなったgatewayのパソコンだったのですが、ある日マザーボード(基盤本体)に不具合が発生してしまいました。機械ですから、いつか壊れる日が来るのは仕方がないですね。
でも壊れたのは内部のマザーボードだけだし、それだけで丸ごと買い換えるのは勿体ないなぁ、でも精密機械をDIYで直すっていうのはやっぱ無理かなぁ、と思っていろいろ調べている時に、自作PCという言葉を知ってしまったのです。
自作PCってなんだ?
皆さんは自作PCという言葉をご存知でしょうか?大多数の人にとってパソコンと言えば富士通とかNECとかの製品を家電量販店で購入するものでしょう。
でも実はそれらメーカー製のパソコンは全部をそのメーカーが作ってるんじゃなくて、CPUはintel社、ハードディスクはサムスン社、というように専門メーカーの部品を集めて組み立てているのが実際のところ。
ならば、そのメーカーの代わりに自分で専門メーカーのパーツを集めてパソコン作ろう!というのが自作PCです。自分で部品を作るわけじゃないから、自組みPCとかパソコンDIYとかの呼び方の方がなんだかしっくりきますね。
gatewayのパソコンが生まれ変わった!
お気に入りのgatewayのパソコンのマザーボードは壊れてしまいましたが、わたしに感動をくれたcorei7-2600のCPUはまだまだ元気。
なので、壊れたマザーボードからCPUを取り外して、それを新しいマザーボードに取り付けたら無事gatewayのパソコンは復活です。
こんなちっこいのに何万円もするなんて、なんともブルジョアな部品ですねー。
マザーボードはASUS社という全く関係のないメーカーのものに交換したんですが、こうなるともうgateway社のパソコンとは呼べません。なので正しくは復活じゃないんですよねー。見た目は全く変わりありませんが。
パソコンの寿命は5年とか言われることがありますが、このように不具合のある部分だけ交換していけば随分長く使えそうです。
やってみたら意外と簡単だったパソコンDIY
その後、お気に入りのデザインだった本体をもっとハードディスクをたくさん搭載できるものに交換したり、起動ドライブをSSDに交換したり、USBを3.0にしたり、メモリーも増やしたりして快適さはどんどんアップしていきました。電源も信頼性の高いものに交換して、CPUクーラーも静かなやつにして~・・・
もはやgateway DX4860だった頃の名残はcorei7-2600のCPUのみだけとなってしまい、完全に別のパソコンと化してしまいました。
子供のビデオ編集目的で購入したgateway製パソコンの故障からスタートしたわたしのパソコンDIY。
実際にやってみると、自作とかいいつつ規格化された部品を組み付けるだけなので作業自体はとても簡単なことがわかりました。
必要とされる知識面では、どんなDIYにでも共通することですが、取り組むにあたって多少のお勉強は必要です。
とはいうものの、初心者向けの本を一冊買って、読みながら分からない部分はネット検索、位で十分かと思います。実際わたしはその程度でした。
まとめ
とりあえずやってみようblogでのパソコンネタ第1回目の記事は、子育て世代こそそこそこの性能のパソコンを買って時間と労力を節約しましょうということと、わたしがパソコンDIYの世界に足を踏み入れた経緯についてご紹介しました。いかがでしたか?
自作PCってかなーりとっかかりにくいジャンルのDIYだと思っておりましたが、やってみたら意外と簡単だということが分かったし、故障した時に一部分だけ取り替えれば安く済む、パソコンの知識がつく、自分好みのパソコンが作る、などいろいろメリットがあるDIYだということも分かりました。
デスクトップパソコンや自作PCは完全にダウントレンドと言われておりますが、興味が湧いた方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。