以前ご紹介した通り、わたしが主に使っているPC(パソコン)はgatewayというメーカーのPCをベースに少しづつ部品を変えていった自作PCです。自作PCというのは部品を自分で作るわけじゃなくて、PCを構成する各部品をバラバラで購入して自分で組み立てるPCのことです。自作PCって言うより、自組みPCですね。
そんなわたしのPCですが、本日もいつものように子供を寝かしつけして、いつものように電源を入れたんですが、いつもと違って画面には何も映りません。あれ?PCの電源入れたよね?と思ってもう一回電源ボタンをONすると、5秒位通電した後に勝手に電源が落ちるじゃありませんか・・・・。
お仕事に、子供のお世話に、家事に、疲れ果てた一日の癒しがお酒を飲みながらのネットサーフィンだというのに!!こんなのあんまりだ!!
壊れたってどういう症状?
PCが壊れた!起動しない!と一言で言ってもその症状は様々。今回のケースは、
- 電源ボタンを入れると5~10秒位通電する
- ケースファンやCPUファンは回ってる
- BIOS(マザーボードの起動プラグラム)は立ち上がらない
- 放っておくと勝手に起動を繰り返すことも
- マザーボードのCPU_LEDが点灯してる
といった症状。
わたしはPCにそこまで詳しくないのですが、最後のCPU_LEDが点灯しているは結構いやーなサインであることは分かります。
これって、ASUS社のマザーボードに搭載されている自己診断用の機能なのですが、簡単に言うとCPU(PCの頭脳)かマザーボード(PC本体ともいえる基盤)のどちらかに不具合ありますよってことです。
原因の切り分けをしよう
PCが起動しない原因がCPUかマザーボードの不具合だという可能性が高いんですが、更なる原因の特定をしましょう。
まずは接続しているUSB機器やグラフィックボード、ドライブ類、フロントスイッチ類を取り外して再度起動を試みます・・・うん、起動しないよね・・・。起動しているくれたらむっちゃうれしかったんですけどねぇ。
次に電源やメモリといった部品を予備のものと交換して再度起動を試みます・・・が、やっぱり起動しません。電源の故障じゃないのはうれしいけど、ねぇ。
CPUも予備のものと交換して再度起動を試みます・・・あぁ、やっぱり起動しません。
という訳で、残る要素はマザーボードのみ。起動しない原因はマザーボードが突然破損したという訳です。まじかぁ・・・。
中古マザーボードはもう絶対買わない!!
実はこのマザーボードは中古部品でして、なぜ中古部品を使っているかというと手持ちのCPUの規格が古すぎて、同じ規格のマザーボードがもう新品では入手できないから。
わたしが使用しているCPUは以前使っていたgateway社のDX4860というPCに搭載されていたintel社のcore i7-2600というCPUなのですが、このCPUはPCに対してほとんど知識のなかったわたしに性能の良いPCの素晴らしさを体感させてくれた思い入れの強いCPUです。
このcore i7-2600というのはかなり昔のモデルのCPUですが、現在でもハードな使用方法でなければ十分快適な使い心地のCPU。しかしながら唯一にして最大の欠点はこのCPUを搭載できるマザーボードが新品では入手できないということ。CPUの規格は嫌がらせかっていう位にコロコロ変わるので、昔のCPUを搭載できるマザーボードなんてとっくの昔に終売してるんですね。
CPUというのはPCを構成する部品の中でも比較的壊れにくい部品であることに加え、値段もかなり高価なのでなかなか買い替えの踏ん切りがつかない部品でもあります。普通はマザーボードが寿命を迎えたらCPU毎最新のものに買い替えるんでしょうが、貧乏性のわたしはマザーボードが老朽化しても、CPUだけは流用できるように当時のマザーボードを中古で調達してしまったのです。
そんな貧乏性丸出しの理由で今まで3枚中古のマザーボードを購入しましたが、そもそも起動しないものが1枚、1週間ほどで起動しなくなったのが1枚、そして今回破損したものも1年程しか持ちませんでした。
わたしの運が悪かったのか、それとも中古部品なんてこんなものなのかは分かりませんが、本日強く決意したのです。もう2度とマザーボードは中古で買わないと・・・。
ポイント
中古のマザーボードは買ってはいけない
早急な復旧に向けて作業を進めないと!
という訳で、中古のマザーボードなんて2度と買わないと決意したわたしは早速最新のCPUとマザーボードをネットショッピングで注文。最新のマザーボードでは昔のメモリも使えませんので、併せて注文。あぁ、想定外のものすごい出費になっていく・・・。
日頃は次にPC買う時はどんな部品を買おうかなぁ、とウキウキ考えている癖に、いざこうやって破損するとのんびり部品を選んでいる余裕なんてありません。子供を寝かしつけした後の限られた時間しかないのです。パパっと選んで、勢いで発注するのです。
新品の部品が届いたらすぐに組付けられるように準備を進めます。ダメダメなマザーボードを外して、新品のマザーボードをすぐに取り付けできるようにしておきます。
こういう作業、自作PCが好きな人にとっては全く苦痛じゃないんでしょうけど、PCが生活必需品で自作PCはその為の手段でしかないわたしにとっては苦痛そのもの。明日も仕事なのに深夜に何やってるんだぁ!という気持ちがふつふつと沸き上がります。
しかしながらPCを組み立てることができれば今回のように不具合が発生しても一部の部品を交換するだけで復旧させることができるので、リーズナブルであると言えます。いくらCPUが高価な部品だと言っても、PC丸ごと買い替えることに比べたら安いものですもんね。
破損したマザーボードを新品の別の物へ交換するということは、全く別のシステムのPCへの変更ということになります。OS(windows)も当然再インストールすることになりますし、日頃システムのバックアップをマメに行っていてもそれを活かすことができません。あぁ、なんて面倒臭いんだ!!