防災を考える

台風等の水害から大切な家族の思い出を守る方法を考える

2019年10月14日


どうもこんにちは、きんちゃんです。

テレビをつければ台風19号のニュースがひっきりなしに放送されております。ニュースで見る限りではどう見ても大惨事で、これだけ報道されるのも当然のことでしょう。被災された方が少しでも早く日常を取り戻されることを祈るばかりです。

わたしは住んでいる地域は今回の台風の影響はそれほど大きなものではなかったのですが、近年はこのような水害が各地で起こっており、いつ誰の身に起こっても不思議ではありません。今回はたまたまわたしの地域じゃなかったというだけ。

実際わたしも過去には、近くに流れる河川に氾濫の恐れがあるということで避難指示が発令、近所の小学校に避難した経験があります。水害って地震などと違ってじわりじわりと被害の発生の可能性が増してくるのが実感出来る点がとても怖く感じたのを鮮明に覚えています。

そんな経験をして以来、わたしは水害に対してどのように備えをするべきなのか日々考えています。いろいろと考えていることはあるんですが、今回はお金では買えない「思い出」をどうやって水害から守っていくのかについて、わたしの考えをご紹介したいと思います。

 

「思い出」は失ったら戻ってこない

今回テーマに挙げている「思い出」とは、家族の記録のこと。

写真であったり、ムービーであったり、アルバムであったり。わたしはカメラが好きなもんだから、写真はデータでもアルバムでもたっぷりあります。

これらの家族の記録は、まさに世界に一つだけの大切なもの。

もしこれらのものが失われてしまったら、いくら水害に対応した火災保険に加入していたとしても絶対に取り戻すことは出来ません。なんせ、お金では買えないものですからね

実際、昨年の岡山の水害後に、被災者の方々が思い出が全て無くなったことを非常に悲しんでおられるという内容のニュースを見た記憶があります。紙の写真は当然水に浸かったらアウトですし、記録メディア類も綺麗な真水ならともかく、水害での汚泥への水没だと復旧が難しいということが紹介されていました。

大切な家族の記録が失われるのは非常に悲しく、また取り返しのつかないこと。そうならないよう、災害に備えてしっかりと対策を講じておきたいところです。

 

電子データは定期的にバックアップをとっておこう

家族の記録の中で最も重要度が高いのが、大量の電子データを格納しているHDD(ハードディスクドライブ)

なんじゃそれ?って思う人もいるかもしれませんが、パソコンがあるならまず間違いなくその中には入っているでしょう。ソフトじゃないですよ、物理的に入ってるんです。いわゆる、記憶装置のことですね。

写真やムービーの電子データはそのHDDの格納されていますので、万が一の時はそのHDDを抜き取って持ち運べば大切な思い出が失われることはありません

…って言っても、HDDを抜き取って逃げるなんてこと、誰にでも出来ることじゃありませんよね。

そこで便利なのがこういった外付けのHDD。バックアップにも便利なので、日頃から使ってますよね?使ってない人は是非使いましょう。

わたしのお勧めは、データを二重でバックアップしてくれるRAID機能付きのもの。難しい操作をしなくても、機械が勝手にバックアップの更にバックアップを作成してくれます。

 

こういった外付けHDDはコンセントを引っこ抜けばすぐに持ち出せることが出来ますので、水害で思い出を守る為の対策としてはかなり効果的。

わたしに知り合いにも、外付けHDDの片付け場所は防災セットの中という人もいるくらいです。

しかしながらこの方法にも致命的な問題があって、それは もし家にいない時に被災したらやっぱり大切な思い出は全部アウトになっちゃうということ。

また、コンパクトなHDDだけならまだしも、それ以外の持ち出さなかったもの…例えばアルバムや他のメディア類はやっぱりアウトになってしまいます。不在の時でもしっかりと守ること出来て、更には少し嵩張るものでも対応できるような方法はないものでしょうか?

 

注目したのはアーモ缶

そんな欲張りな方法についていろいろ考えた結果、わたしが着目したのがこちら。

この緑の箱。

えっ?なにこれ…?

と思われる方の方が絶対多いでしょう。それはこの日本という国では当然のこと。

これは、弾薬入れです。

弾薬って、鉄砲から発射される、アレ。そりゃ銃が規制されている日本ではメジャーなものじゃなくて当然でしょ?

アンモボックスとかアーモ缶アーモボックスアンモ缶とかとも呼ばれています。

 

火薬を使っている花火が湿気を嫌うのは皆様もご存知のことかと思いますが、同じく火薬を使っている弾薬もそれは同じ…なのでしょう。このアンモボックスにはかなりしっかりとした防水対策が施されているんです。

材質も頑丈な鉄製だから、水害の時に漂流してきた何かにぶつかったとしてもそう簡単には壊れないでしょう。少なくても人力でどうにかなるような感じではなさそう。むっちゃしっかりしてます。その代わり重いけど。

なので、この中に大切なものを入れておけば、万が一自分が家に居ない時に水害にあったとしても、もしくは避難時に家に置いていったとしても、中に入っているものは濡れずに、壊れずに済む!!…といいなぁ、という考えなわけです。

 

アンモボックスの防水性を確認しよう

家族の大切な思い出を水害から守るという重要な役割を託したいアンモボックス。それだけ重要な役割なんですから、どうしても事前に確認しなければならないことがあります。

それは、防水性の確認

なんせ失った電子データなどの思い出は復旧させることが出来ないんですから、「やっぱりダメでした~」では済まされません。

というわけで、アンモボックスの防水性を確認する為のテストを実施してみることにしましょう。

テストの方法は簡単。アンモボックスの中にティッシュを入れて、それが水没しても濡れないか確認するだけ。

ティッシュを入れている青いケースはHDD入れで、わたしは日頃はこれにバックアップの更なるバックアップ用のHDDを収納して、アンモボックスの中に保管しています。

今回の実験はティッシュをHDDに見立てているわけですね。

 

ティッシュを入れたHDDケースをアンモボックスの中に入れまして、

 

パッチンと蓋を閉めます。パッチンというよりかは、バチン!という感じかも。

パッキンがかなりしっかりしていますから、蓋を開け閉めするのには結構な力が要ります。日常的に使うものならストレスに感じるかもしれないけど、防災という目的の前ではその硬さがとても頼もしく感じます。

 

そして、

そりゃ!ドボン!

アンモボックスは鉄で出来てそこそこ重量があるにも関わらず、このようにプカプカ浮かぶことがわかりました。沈めてみようとかなり頑張りましたが、アンモボックスの容積が多い為かなりの浮力があり無理でした。多分、相当重たいものを入れるか、内部に水を入れないと沈むことはなさそうです。

つまり、アンモボックスがプカプカと浮かんでいる間は内部への明らかな浸水は無いってことですね。

 

アンモボックスの防水性は完璧

明らかな浸水はなさそうだけど、僅かな浸水はあるかもしれません。また、時間が経つと染み出してくるかもしれません。大切な思い出を託す以上、防水性は完璧じゃないと困るんですよね。

そんなわけで、アンモボックスを水にドボンしてから半日ほどそのまま放っておきました。

ドボンから半日後。

相変わらずプカプカ浮かんでいますね。

 

ドキドキしながら、アンモボックスを引き上げて蓋をパチンと開けます。

気になる中身は…

全く浸水していない!

HDDに見立てたティッシュが濡れていないのはもちろんのこと、内部には全く水気はありません。

 

パッキン部分を確認すると、どうやらパッキン部分で完璧に水を塞いでいる様子。

お弁当箱についているような貧弱なパッキンとは違い、流石は軍用!頑丈さが段違いの様子。これなら安心して思い出を託すことが出来ますね。

 

水害対策にアンモボックスは使える

というわけで、今回は水害から大切な思い出たちを守る為の対策について考えてみました。

 軍隊で弾薬入れとして使用されているアンモボックスは抜群の頑丈さと防水性を誇り、それにより大切な思い出たちを強力に水害から守ってくれそうです。

我が家では既に複数個運用していて、結婚式や子供のスタジオ撮影のデータが入ったメディア類を入れる箱、バックアップ用のHDDを入れる箱、そして多少の現金やその他大切なもの入れる箱等、入れるものを分けることで便利に使い分けています。

アンモボックスには様々な大きさがあって、わたしが所有しているもので最も大きいのは長さ1m程もあります。詳しいことはよく分からないけど、航空機用の弾薬を入れていた箱…らしいです。むっちゃ重いですが、大抵のものなら入る大容量が魅力的。水害が発生しそうな時は、避難所に持っていけないようなアルバム類でも突っ込もうと考えているんです。

 

自作PCをしない方ならなかなか見たこともないのではないでしょうか?これがHDDの本体です。

ほとんどの外付けHDDからはこのようにHDDを取り出す必要なないんですが、わたしは本当の本当の万が一に備え、最も失いたくないデータだけはこのような裸のHDDに記録し、そして専用のケース(青いケース)に入れてアンモボックスの中に放り込んでいます。

これなら水害が来ても、多分地震が来ても大丈夫でしょう。アンモボックスはかなり頑丈ですからね。でも、火事は…たぶん厳しいかな。

 

今回ご紹介したこの方法、お恥ずかしいことにわたくしとしてはかなりナイスアイディアだと自画自賛してるんですが、注意点が一点あるんです。

それはアンモボックスの入手方法。

アンモボックスは元々は弾薬入れである性質上、米軍等の払い下げ品(つまり中古品)が多く流通しています。それらは本物なので雰囲気や質感は抜群なんですが、わたしはミリタリーコレクターではありません。欲しいのはあくまでも防災グッズなのです。中古品ともなれば一番重要なパッキンの状態が万全ではない可能性もあるので、購入するのであればレプリカの新品にしましょう。絶対、そうしましょう。各種ネット通販で購入することが出来ますよ。

ミリタリーテイストが好きな人向けに、新品のレプリカ品がインテリアとかキャンプ用として扱われているようです。コストコでも売ってるとか!?

近年の水害は”何十年に一度”という表現が乱発されているように、いつ・どこで・だれが被災するのか予想が付かないような状況になりつつあるようです。自然災害は避けることが出来ないので、万が一の被災に備え、皆様も日頃から対策について考えてみてはいかがでしょうか。

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