素人でもできるウッドデッキ製作

ウッドデッキの耐久性とメンテナンスの頻度はどの程度?大切なのは日頃の観察

2022年3月2日


ウッドデッキといえば天然素材である木材ならではの優しくて暖かみのある質感が素敵ですよね。

しかしながら木材を屋外で雨晒しにするとなると、どうしても気になるのが劣化や、それを防止する為のメンテナンスの大変さ。ウッドデッキの設置を検討した際に、これらのデメリットで頭を悩ませた人はきっと少なくはないはず。

実際にDIYでウッドデッキやパーゴラなどを作って、そしてその経年変化をこれまで10年近く経験してきたわたしとしては、これらが木材ならではのデメリットであるのは間違いないと感じています。だからこそ、それを避けるためにメンテナンス不要で耐久性の高い人工木のウッドデッキが世の中に存在しているわけですね。

とはいうものの、天然木材のデメリットである耐久性って実際どうなのか?そしてメンテナンスって一体どの程度必要なのか?は、実際に維持管理してみないことにはわからないもの。

そんなわけで、本日は我が家のウッドデッキではどれくらいの頻度で、どのようなメンテナンスをしているのかを紹介します。

 

ウッドデッキの耐久性やメンテナンスの必要性は「木材の種類」によって異なる

必要となるメンテナンスの頻度を紹介します〜っていっておきながらアレなんですが、これは使用する木材によってかなり変わります

我が家のウッドデッキはウエスタンレッドシダーサイプレスウリンガラッパの4種類の木材が使われているハイブリッド仕様。今のところ腐ったり明らかに傷んだりしている部分は全くないのですが、それでもやはり様々な理由でメンテナンスは必要です。特にメンテナンスが必要なのが、サイプレスとウエスタンレッドシダーで作った部分。

わたしは屋外で使用している全ての木材に塗装をおこなっていますが、サイプレスやウエスタンレッドシダーは塗装の劣化が早く、しかも場所によっては塗装の剥がれ方が汚いように感じます。だから定期的な塗り直しが必要です。単純に塗装が薄くなるようにすり減っているならそのまま再塗装すればいいですが、汚い感じの剥がれが目立つようならば古い塗装の研磨が必要になります。そしてこれが超絶面倒臭い。

 

一方、ウリンやガラッパも退色はするんですが、密度が高いこれらの木材は退色の様子がとてもお上品なんです。だから塗り直しの必要はあまり感じません。そもそも機能的には塗装は不要な木材ですからね。

 

また、サイプレスは経年劣化でのささくれが激しいです。木の硬さと相まって、素手で力を入れて撫でると冗談抜きでで血まみれになります。設置から数年後の再研磨は必須だと思います。

このように、同じウッドデッキでも使用する木材によって痛み方って全然違うんですよ。ちなみに、試験的にSPF材や杉材を屋外で放置してみたこともあります。使用箇所に気を遣えばすぐにグズグズに腐るということもないんですが、人が歩くような場所だと物理的な破損が比較的早く起こります。厚みなどによりますが、耐久性は数年程度と言われるのも納得しました。

 

ウッドデッキの耐久性やメンテナンスの必要性は「環境」によって異なる

ウッドデッキの痛み具合やメンテナンスの頻度って、木材の種類だけではなく、場所によってもかなり変わります。床板と根太の接合部が痛みやすいとかももちろんそうなんだけど、ここでいいたいのは同じ部位(パーツ)でも周囲の環境次第でその痛み方はかなり変わるということ。

例えば、我が家で最も顕著なのが、床板。

直射日光がガンガンにあたる場所は雨の日以外は基本乾燥しているんですが、サイプレスの場合ささくれや割れが最も生じやすいように感じます。画像中の木目方向に走る黒い筋は木目に沿って割れが発生している部分です。端は結構鋭利で危ないんですよね。ちなみに、ウリンだと同じような使用箇所でも全く問題はありません。

 

そして、ウッドフェンスの陰になっている部分は、結構ジメジメしていることが多く、このように板の表面は黒ずんでいます。この黒ずみってなんなんでしょうか?ヤスリで研磨すれば綺麗にはなるんですが、ブラシでゴシゴシ擦ったくらいでは全く取れません。

サイプレスは針葉樹ですがそれなりに密度が高くて硬い木材ですから、こんな感じで黒ずんでも特に問題は無いのですが、ウエスタンレッドシダーや杉といったソフトウッドだと、こういう箇所はやはり腐敗が早く進行するように感じます。早ければ数年でボソボソになって崩壊してしまいますから、影になるような部分の木材の選定には注意を払いましょう。

 

ちなみに、人がたくさん通る場所は木材の種類に関わらず塗装の摩耗が早いです。これは当然のことですね。しかしながら、先程も触れましたように、ソフトウッドだと塗装だけじゃなくて木材自体も簡単に傷んでしまうので、こういう場所にはソフトウッドは使わない方が無難です。

 

ウッドデッキの維持管理は自分で判断していくスキルが必要

というわけで、結局のところウッドデッキの耐久性やメンテナンスの頻度って一概にはいえないんです

使用している木材周囲の環境ウッドデッキの構造メンテナンスの内容などなど・・・多くの要素によって変わります。

わたしの感覚では、特に木材の種類はかなり大きな要素です。SPF材で作った場合、たとえきっちりメンテナンスをしていてもビスの周りから割れてきたりしてそれこそ3年くらいしかもたないこともあるだろうし、逆にウリンなどのごりごりのハードウッドならノーメンテナンスでも数十年もつかもしれません。水の中でもへっちゃらなくらいなんですから。

自分のウッドデッキでどのようなメンテナンスをどの程度の頻度でしなければならないかは、結局のところは自分で判断するしかないんです

その為に一番重要なことは、定期的にウッドデッキの状態をしっかり確認することです

それってなんだか難しそうですが、ビスの周りが割れたり穴が広がっていないかとか、表面がささくれていないかとか、塗装が擦り切れていないかとか、意識して見れば誰にでもすぐにわかるようなことばかりですよ。

ちなみに、メンテナンスとかそういうのには一切気を使いたくないとい人は、ウリンやイペなどの高級素材を強くおススメします。昔からいいと言われ続けているだけあり、実際に使ってみても耐久性や美しさは素晴らしいと感じました。ノーメンテナンスでもとても長い期間美しさが持続することでしょう。もちろん、その分お値段もなかなかとなりますが…。

 

我が家のウッドデッキのメンテナンス頻度

最後に我が家のウッドデッキのメンテナンスの頻度と内容を紹介したいと思います。

我が家では、表面のペイント(塗り直しではなく、追加で塗るだけ)を1年に1回、古い塗装を削り落としての再ペイントを5年に1回、割れたり節が抜けたりして危険だなを思った床板を5年に2~3枚交換する程度のメンテナンス頻度です。

これは塗り直しの為に表面の塗装を削り落としているところで、

 

これは割れたサイプレスの床板をウリンに張り替えたところ。張り替えた直後は色が全然違うけど、すぐに変色して色は馴染みますよ。交換した板はレイズドベッドやウッドフェンスの材料に流用するので、無駄になりません。だからまだまだ使える床板でも積極的に交換している感じです。

正直なところウリンやサイプレスといった密度の高い木材では防腐性や木材保護の観点では塗装の必要性はあまりありません。わたしは見た目の好みの問題で塗装を行っているだけなので、塗装をしなければ実質的にメンテナンスはほぼ無いということですね。しかしながら、床板の黒ずみがどうしても嫌だと感じる人ならば1年に1回は表面の研磨が必要となるでしょうし、ソフトウッドの雰囲気が好きな人ならば、塗装のメンテナンスはもっと必要となるでしょう。全く同じウッドデッキでも、メンテナンスの必要性を判断する基準によってもその頻度は変わるということです

DIYならば多くの時間と労力が、プロに作ってもらったのならばそれなりの費用がかかるウッドデッキなのですから、きちんとメンテナンスして、長持ちさせたいところですね。

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