素人でもできるウッドデッキ製作

ウッドデッキの上でBBQは出来るのか?


当BLOGではウッドデッキのDIYについて多くの投稿を書かせて頂いておりますが、意外とたくさん頂くのがウッドデッキで何をするのか?というご意見。

わたしはウッドデッキの雰囲気が好きだったから特に用途を考えずに製作しちゃいましたが、具体的な使用の目的が無いからなかなか踏み出せない…という人もおられる様子。

でもそれは当然でしょう。ウッドデッキを作ろうと思ったらDIYでも決して安くはない金額(数万円~数十万円)が必要となりますからね。

我が家では布団干し、子供の遊び場、お家ピクニック、プール、読書なんかが主な使用用途。製作前は特に用途は考えていなかったけど、予想以上にいろいろ楽しんでいます。

そんなウッドデッキ生活ですが、我が家では今回初めてBBQに挑戦してみました。

え?たかだかBBQでしょ?今更?

というように思う方もおられるかもしれませんが、ウッドデッキでBBQって怖くてなかなか出来なかったんですよね。

本日はウッドデッキでのBBQでの懸念点についてご紹介しましょう。

 

ウッドデッキでのBBQは何が怖い?

ウッドデッキでBBQをすることの何が怖いか?

ご近所への配慮?いやいや、我が家の場合ド田舎なのでそれは大丈夫。ご安心を。

わたしが恐れているのは、ウッドデッキが焦げるんじゃないかってこと。

BBQで使用するコンロは熱源として炭を使用します。当たり前ですが、焼けた炭ってむっちゃ熱いですよね。直接触れないとは言え、コンロの下も相当熱いです。むっちゃ熱いです。

以前芝生の上でBBQをしたらコンロの熱のせいで芝生がダメになった経験があるから、それ以来BBQの場所には気を付けるようになりました。コンクリートやレンガの上なら焦げるものがないから安心。

 

しかしながら、リビングと繋がっているウッドデッキの方が遥かにBBQをやりやすい場所だって、前から薄々気が付いてはいたんです。

フェンスのお陰で外部からの視線は気にしなくていいし、でも屋外らしい開放感はあるし、何より食材や飲み物をすぐに取りにいける!

だけど、コンロの熱でウッドデッキが痛む(かもしれない)なんて、耐えられない!

なのでこれまではカーポートとか違う場所でのBBQを激しく推奨してきたのですが、家族からのリクエストもあって遂にウッドデッキでのBBQに挑戦することになっちゃったんです。果たして、ウッドデッキは焦げたりしないのでしょうか?お願い!焦げないで!!

 

検証に使う道具はこちら

「ウッドデッキでBBQをしても床は焦げないのか!?」の検証の為に使うBBQコンロはこちら。

キャンプなんかでは超オーソドックスなコンロである、ユニフレームのファイアグリル。今シーズン新調したばっかなのでまだピッカピカ!

最近見た目が全く同じようなパチモノが格安で出回っているけど、メーカーを応援したいのでもちろん本物を購入。ずっと欲しかったんだよな~。

 

最近のキャンプでは座面の低い椅子に座るのが主流のようで、BBQコンロや焚火台もそれに合わせて背丈が低くなっているようです。

つまり、より一層地面にコンロの熱が伝わりやすいってことじゃないか…

 

検証するのはいいんだけど、検証の結果ウッドデッキが焦げました…ではあまりに悲しいので、このような板切れをコンロの下に敷いてみました。

以前、室内で観葉植物のプランターを置く為に作ったスノコです。材料は確か杉だったような。

もしコンロからの熱が床板に影響を及ぼすようなことがあれば、ウッドデッキの床板の前にまずはこの杉製のスノコが焦げるはず!そうなれば、ウッドデッキへダメージが移る前にBBQを中止すればウッドデッキは守られるはず!我ながら完璧なプランじゃないか…。

ちなみに、スノコの幅がコンロの脚の幅よりも狭かった為、コンロの足はスノコの更に下に置いている2×4材の木材の上に乗っけています。

 

検証の結果は?

ウッドデッキを守る為の万全な準備をしたところで、早速BBQの開始。

家族はBBQ~、BBQ~って大騒ぎですが、わたしの頭の中はウッドデッキの床板のことでいっぱい。お酒も全く飲まず、ひたすらコンロ横で待機。

まずは炭起こし。

わたしが学生やってた頃はしょっちゅうBBQをやっていたんですが、当時はこのような炭起こし器というものは身近なところにありませんでした。着火剤に火をつけて、ひたすらうちわでパタパタしていたものです。最近は便利な道具が簡単に入手できるようになって、本当に快適ですね。

コンロの下は…特に変化有りません。

 

炭起こしが終わったら炭をコンロに移して、BBQ開始。

炭も追加していき、いよいよ本格的にコンロが熱をもってきます。トングを持って食材を焼くだけでもかなり熱いんですから、コンロの下はもっと熱いはず。

大丈夫なの!?コンロの下の木材は、大丈夫なの!?

あまりにもそちらに気を取られ過ぎているのか、食材を撮影したつもりの写真ですらコンロ下のスノコにピントが合ってしまっています。

 

ところが、しばらく様子を見ていてもなんだか全然へっちゃらそうなので、結局思いっ切りBBQを堪能してしまったわたし。

そして、コンロに火が入って2時間後の様子がこちら。

全 く 変 化 な し 。やったぜ!

 

そして、当然その下のウッドデッキの床板もへっちゃら。

というわけで、ウッドデッキの上でBBQをやっても床板に特にダメージがないということが分かりました。やったね!

 

まとめ

結論

BBQコンロは熱いけど、その下の木材が焦げる程の熱ではない。ウッドデッキの上で使っても大丈夫。

木材を焦がすほどの熱量って相当なものなので、よくよく考えれば当然の結果なのかもしれません。熱したフライパンの鍋敷きにも木材が使われるほどですしね。

しかしながらウッドデッキの床板はわたしのとっては鍋敷きなんかよりもよっぽど大切な存在。万が一でも焦げてしまったら…と思うと、どうしてもウッドデッキの上でのBBQは躊躇してしまっていました。

ところが、今回の検証でそれは杞憂であることがはっきりと分かりました。これからは安心してウッドデッキの上でBBQが出来るぞ。

なお、加熱した炭をウッドデッキの上に落っことしてしまうと流石に焦げてしまうので、炭の片付けなんかは違う場所でやるか、耐火シートを敷いて作業を行った方が安心でしょうね。

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