田舎生活

田舎の冬の風物詩。今年も渡り鳥の野鳥がやってきた


わたしの住んでいる地域はほどほどの田舎ですので、冬になれば近所の溜池などに渡り鳥の野鳥がやってきます。山の中にいるような野鳥であれば探すのすら一苦労ですが、水辺にやってくる水鳥系の野鳥は数が多くて動きもゆっくりなので、わたしのような野鳥に詳しくない人間や小さな子どもでも気軽に野鳥観察を楽しむことができます。家族サービスにもぴったり。

水鳥で圧倒的に数が多いのがカモ類。丸々とした姿形がとても可愛いですね。こんな可愛らしい見た目をしていますが、意外と喧嘩っ早いのかそこら中でしょっちゅう喧嘩をおこしています。

 

人間が近付くと”危ないぞー”と言わんばかりにピーピー鳴き始めるんだけど、その割にはさっぱり逃げないくらい人間慣れしている様子。そのうち上陸してこっちに近付いてくる始末。だれか餌付けでもしているのかな?※野鳥にエサをあげてはいけません

 

いくら人間に慣れているっぽい雰囲気でも、そこはやはり野生の動物。動物園のような距離まで近づくことはできませんので、それなりの大きさで撮影するためにはそれなりの焦点距離の撮影道具が必要となります。こういう用途はどうしてもお手軽なスマホでは無理ですよね。

使用しているカメラはパナソニックのS5、レンズはシグマの150-600mm F5-6.3 DG DN OS。それに1.4倍のテレコンを組み合わせています。

これまでは”ライトバズーカ”の愛称のある100-400mm F5-6.3 DG DN OSを使っていました。100-400mm F5-6.3 DG DN OSは解像度がイマイチだったり、メカシャッターでの連写時に徐々にブレが発生する点が大きな不満でした。150-600mm F5-6.3 DG DN OSはそのどちらもばっちりで満足しています。そのかわりクソでかくて携帯性は100-400mmに惨敗ですけど。

 

サギ類は渡り鳥ではないけど、まだ水辺でちらほらみかけます。こっちもカモ類と同じく動きはゆっくりなので、わたしのようなへたっぴでも撮影は簡単です。

 

パナソニックのカメラってAFがイマイチっていうのがカメラ好きの中ではお決まりの評価ですよね。わたしは長年のパナソニックユーザーですが、こういう飛んでいる野鳥を撮影する時には確かにそのAFの弱さを痛感します。ただでさえ超望遠レンズで動いている被写体をファインダーに収めることが難しいというのに、奇跡的にファインダーに収めることができてもピントが迷うとほんとうにイラーッとします。

 

体感的にはピントが合うまでの時間は3秒くらい?ピントさえ合えばS5と150-600mm F5-6.3 DG DN OSの組み合わせの描写力に不満はありません。そう、ピントさえスッと合えば・・・

 

カモ類はそこら中でしょっちゅう喧嘩をしているので、動きもののの練習には格好の題材。こんな素敵なシーンをせっかくファインダーに収めることができたのに、やっぱりピントが間に合っていない!

 

まるで水面を走るように逃げる喧嘩を売られたカモが可愛いというのに、このシーンでもまだピントは間に合わず。ピントが瞬時に合わないために撮り逃がしてしまう一瞬があるのは間違いないですね。野鳥の撮影程度であればその一瞬を撮り逃がしても全然問題無いけど、もしその一瞬が子どものイベントとなると撮り逃がしてしまった後悔が半端ないです。そうならないよう、もっと練習しないとダメですね。

 

せっかく近所に渡り鳥がやってくるスポットが複数あるんですから、この冬もせっせと通って練習を重ねたいと思います。

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