素人でもできるウッドデッキ製作

ウッドデッキにウェスタンレッドシダーってどうなの?経年変化による劣化度合いをチェック

2019年9月16日


Google Search Consoleさんによると、当ブログにご訪問頂いている方の中にはウッドデッキにウェスタンレッドシダーを使用することについて調べられている方が多くおられるようです。

かつてのわたしも全く同じことについてかなり悩んだので、その気持ちは十分わかっているつもり。

ウッドデッキを作ろうと思ったら木材の価格にびっくりするし、そりゃ丈夫な木材を使ったら一番いいのは分かってるけどウリンとかイペとかむっちゃ高いし、比較的安価なウェスタンレッドシダーは”腐りやすい・傷みやすい”とか聞くし、でもウェスタンレッドシダーはウッドデッキ材としては一般的とも言われているし…

もう、訳がわからーん!!実際のところはどうなんじゃー!?

って感じでしょうか。少なくても、以前のわたしはそんな想いでたっぷりでした。

しかしながら、木材の耐久性なんかは環境や施工方法により変わるので、結局のところは実際に施工してみないと答えなんて出ません。でも、今現在悩まれている方はその答え、もしくはそのヒントを探しておられるのですから、そのような結論じゃお役に立てませんよね。

そこで、今回は我が家でウェスタンレッドシダーを使用している場所の経年変化の様子についてご紹介したいと思います。

結局のところウェスタンレッドシダーの耐久性ってどうなの?と疑問に対して、僅かでもヒントになれば幸いです。

 

ウェスタンレッドシダーで作ったパーゴラ

こちら、今から4年半前に製作したウェスタンレッドシダー製のパーゴラです。

⇒ 製作記事はこちらをどうぞ。

当時は木材に掛ける費用を極力抑えたかった、一人で作業するのだからなるべく重い木材を使いたくなかった、という2つの理由でウェスタンレッドシダーを選択しました。

費用を抑えたかったとは言え、それまで木材なんて買ったことのなかった人間からすればウェスタンレッドシダーでも無茶苦茶高価なものに感じたものです。木材って、高い。

それなのにウェスタンレッドシダーは傷みやすいっていう話も聞いていたもんだから、結構不安な思いでいっぱいだったのを覚えています。高いお金を掛けたのに、すぐに腐ったら悲惨過ぎますよね。

そして、そんな不安を感じていたわたしの目にいきなり飛び込んできたとんでもない光景がこちら。

ん~!!??木材が膨れている~!!??

恐る恐る表面部分の削ると…

ぎゃー!!

これは購入した木材会社のせいだと思うのですが、木材ががっつり割れており、雨の日にそこから吸水して木材が膨らんでいたのです。

だ、大丈夫なのか…?

そう感じてから4年半経過しましたが、このパーゴラはその後一体どうなったんでしょうか?

 

予想以上にダメージは無し

というわけで、製作から4年半経過したウェスタンレッドシダー製のパーゴラです。

当たり前なんですが、崩壊せずにまだちゃんと存在しておりますよ。

 

製作直後は木材本来の色と塗装の色によりかなり明るめの茶色だったんですが、経年による木材の色調の変化により黒っぽい茶色になりました。塗装があっても木材の色は変化するのです。

塗装がなければもっと明るく、茶色というよりかは銀色っぽい色になっているはず。

 

こちらはパーゴラのてっぺん部分。

銀色っぽいところは木材本来の色の部分で、つまり塗装が無くなっているということです。人が一切触れない場所でも、雨の影響でどうしても塗装は徐々に失われていくのです。

使用している塗装は浸透性塗装のキシラデコールですが、こうやって雨の力だけで数年で失われることを考えると、塗装の厚みは僅かなものなんでしょうね。

塗装はかなり失われていますが、木材の痛みは全然大丈夫そう。

 

柱部分。

雨で塗装が失われるのは分かるけど、このようにところどころ水玉状に塗装が失われるのは、もう訳が分かりません。でも、状態は全然悪くありませんよ。

 

そして、最も気にしていた木材が割れていた部分。

割れ目からどんどん水が浸入し、あっという間に朽ち果てるのでは…と心配していましたが、4年半前から色調以外の変化は全くありません。これはかなり意外な結果。

この様子ならまっだまだ大丈夫そう。少なくても、数年で朽ち果てるということはなさそうです。

 

ウッドデッキの中では比較的傷みやすいとされる束の根元も、全然大丈夫そう。

ちなみに、この時は基礎パッキンは使っていません。周りの環境にもよると思うけど、やっぱり基礎パッキンってウッドデッキには必要ないんじゃないかな?

 

ウェスタンレッドシダーは安心!!…はまだ早い?

というわけで、ここまでの話であればウェスタンレッドシダーは全然大丈夫!!気になるほど傷まないよ!と言えるんですが、ちょっと待ってください。

我が家の施工例では、実は最も木材が痛みやすいとされる場所でウェスタンレッドシダーを使っていないんです。

それが床板根太

こちらはサイプレスで施工している場所なんですが、ご覧の通り見るからに環境は良くありません。まだ全然腐ってはいないけど、一生使えるという感じじゃ間違いなくなさそう。

床板は水平に設置されているので、どうしても水捌けが悪くなります。日当たりの良い場所であればそれもすぐに乾きますが、ウッドデッキがある程度の広さになるとどうしても通気性や日当たりが若干悪い場所は出てきます。水分は木材の腐敗の原因ですから、どうしてもそういう場所は木材が痛みやすくなるんですよね。

また、床板はその上を人が歩きます。

水分に加えて物理的な力が加わるわけですから、木材にとっては更に過酷な環境と言えるでしょう。特にソフトウッドであるウェスタンレッドシダーは物理的な力にはかなり弱いので、これは結構重要な要素。

 

その証拠に、これまでわたしが見てきたソフトウッド製のウッドデッキの多くは床板に傷みが多く見られていました。

ウェスタンレッドシダーを床板やその下の根太に使う場合は、いずれは痛みによる交換が必要になるのは間違いなさそう。

 

使う場所を選べば全然OK?

本日は我が家での経年変化を元に、ウェスタンレッドシダーの耐久性について考えてみました。

わたしの考えとしては、通気性が良く、物理的な力が加わらない場所であれば耐久性は多分大丈夫という感じ。

数十年使えばその意見も変わるかもしれないけど、その答えはもう少し待ってください。いや、だいぶ待ってください。

しかしながら、物理的な力が加わる床板や根太への使用は止めておいた方が良いのは間違いなさそう。交換が前提なら良いですけどね。

ウェスタンレッドシダーは節のある温かみのある外観とその軽さ、作業性の良さがメリット。

わたしも大好きな木材ですので、パーゴラや、ウッドフェンスなどそのメリットを活かせるような場所で是非活用して下さい。

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