芝生のお世話の方法

7月の高麗芝のお世話


お庭を作るときに芝生を張ってもらったけど、その後のお世話がわからない!そんな素人の為の芝生のお世話コーナー。紹介するわたしも、もちろん素人。ど素人

6月に引き続き7月に行う作業についても素人目線でご紹介します。

先月(6月)の芝生の様子やお世話はこちらをどうぞ!

 

7月の高麗芝のお世話

関東では既に梅雨が明けたそうですが、関西ではまだ梅雨真っ只中。しかしながら猛暑や熱帯夜という言葉も頻繁に天気予報で聞かれるように、もうすでにかなり夏っぽい気候です。これからもっと暑くなると思うと本当にゲンナリしますね。

人間的には暑さでゲンナリする季節ですが、暖地型芝である高麗芝や姫高麗芝にとっては一年で最も勢いが強くなる季節です。芝生を広げたり、補修をするにはもってこいの時期。たくさんお世話をして、是非綺麗な芝生に仕上げましょう。

 

7月のお水遣り

西洋芝のように毎日水遣りする必要は全くありませんが、最低でも1週間に1回程度は水遣りをしましょう。高麗芝は暑さに強い芝なので1週間以上水遣りをしなかったとしても枯れる訳ではないですが、感覚的にはたっぷり水をあげた方が良く育つように感じています。わたしは3日間おき位に水遣りをしていますが、今までそれが原因で何か不具合が生じたことはありません。

しかしながら、芝を張ってからまだ日が浅い場所はその限りではありません。

まだ根がしっかり張っていない状態ならばあっという間に枯れてしまいます。これまでの経験上、気が付いた時には大抵手遅れなので毎日こまめに水遣りするように気を付けましょう。

 

雑草の処理が大変な季節!!

きちんと管理されていて芝の密度が高い芝生ならそんなことないんでしょうが、わたしのド素人ずぼら芝生はまだまだ密度が低い時期。

芝生の密度の低さと雑草の元気さが相まって、この時期は1年で最も雑草に悩まされる季節です。

パッと写真を撮っただけでも、見てくださいこの雑草の多さ。ほんと、嫌になっちゃいます。

放っておいたら勝手に駆逐されるような雑草なら良いのですが、大抵は強靭な生命力で残り続けます。なので見つけ次第根っこごと取り除くようにしましょう。

わたしは毎朝出勤前に3分間ほど雑草抜きの時間を設けています。少しづつでも毎日やればきっときれいに・・・と信じているのですが、残念ながら今のところは雑草の勢いの方が勝っているようです。

 

7月の肥料

5月と6月同様、市販の芝専用の肥料を与えます。量は製品によって異なりますが、5月・6月と同じ位の量を与えます。

 

7月からは芝を刈りまくろう!

気温もかなり上がり、肥料も水も与えていれば芝生はぐんぐん伸びてきます。伸びたままの芝生はあまり見た目が良くありませんし、何よりも芝生は先端を刈ることで密度が上がるように成長する植物です。芝生の成長スピードに負けない勢いで、バンバン芝刈りをしましょう。

 頻度としては1週間に1回程度

2週間以上放置するとかなり伸びてしまい、場所によっては軸刈りをしてしまう恐れもありますので注意しましょう。

こちらは芝刈り前の状態。

まだまだ密度が低い場所もありますが、成長が盛んな場所はかなりの勢いで上に伸びてしまっています。場所によって芝生の成長の程度が異なりますので、なんだか凸凹になっていますね。

 

こちらは芝刈り後。

芝刈りをすると芝生の成長にいい影響を及ぼすだけでなく、芝生の見た目がググっと良くなります。均一に刈り込まれた芝生というのは本当に綺麗ですよ。

 

わたしは芝刈りの後、水遣りをした直後の芝生が大好き。均一に刈り込まれた芝生に付着した水がキラキラと輝いて本当にうっとりします。芝生のお世話はなんだかんだでそれなりの時間と労力を必要としますが、それらを費やす価値があったと実感できる瞬間です。

 

藻がやたらと湧いてくるのです…

これはわたしの場合だけかもしれないのですが、6月中旬ごろからやたらと藻が湧いてきます。7月に入った今現在でも全く改善できていません。

水はけが特別悪いわけではないと思うのですが…。この藻は一体なぜ、どこから湧いてくるんだ!?

 

放っておいても無くなるタイプのものではありませんし、何より見た目が全くよろしくありません。見つけ次第拾って捨てましょう。

ちなみに、放っておくと乾燥して増えるワカメのような見た目になります。濡れてブヨブヨ状態の時よりも拾いやすいので、乾燥するのを待ってから処理するのもいいかもしれませんね。

 

この藻…イシクラゲっていうらしいんですが、雨が続くと無茶苦茶増えることも。なんとも厄介なやつです。

 

7月になるともう芝張りはできません

7月に入る頃にはホームセンターの店先から芝生マットが姿を消していることが多いでしょう。気温が高くなりすぎるとマット状態の芝生ではあっという間に水切れを起こして枯れてしまうからです。

もし芝生マットが売れていたとしても夏場の気温の高さではその状態はまず良くないでしょうし、もし状態の良い芝生マットを入手できたとしても芝生を張った後の水の管理にかなり気を遣う必要があります。

なので、秋になるまで新たに芝を張るのは辞めておいた方が良いでしょう。

 

サッチング、エアレーション作業にはよい季節

これは様々な意見もあるでしょうが、芝生に負担のかかる作業であるサッチングやエアレーションを行うにはよい時期とされています。

わたしは6月に実施するようにしている作業ですが、7月も6月同様芝生に勢いのある季節です。一時的に芝生に負担は掛かりますが、長期的には良い影響を与える作業なので、まだやっていないという方は是非やっておきましょう。

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