家具製作

ランドセルを2個並べて置ける!ハンガーラック付きランドセルラックのDIYでの作り方


最近徐々にではありますが、寒さが和らいできましたね。まだ2月ですが、春の訪れをなんとなく感じるようになってきました。

さて、春と言えば入学・進級シーズン。

だからというわけではないですが、先日DIYでランドセルラックを作ったんです。前々から家族からリクエストをもらっていたんですが、寒さのせいでいまいちやる気が出なかったのと、自分のデスク製作を優先しちゃったせいでどんどん先送りにしていたんですよね。あぁ、申し訳ない…。

そんなランドセルラックですが、わざわざDIYで製作したのは、市販品ではどうしても満足できないポイントがあったから。そのこだわりポイントは、

  • 低い位置で2個並べておける
  • ルンバ対応
  • 子供でも届くハンガーラック付き

のたった3点だけ。そう、このたった3点だけのに、それを満たす市販品ってなかなか見つからないんですよね。本日はこの3点を満たすようにDIYで製作したランドセルラックとその作り方をご紹介します。

今回の作業

どんな作業? : ハンガーラック付きランドセルラック

使うもの : 杉、材種不明の木製丸棒など

必要な費用 : 5,000円程度。ドリル刃が無い場合は更に2,000円程度必要

肉体行使度 : ★★☆☆☆(2)手間はかかるけど作業自体は楽チン。所要時間は1日目2時間程度、2日目は半日程度です。

言いたいこと :角度をつけた穴あけは結構難しくて工夫が必要。それを行わなければ、もっと簡単に作れます。

 

材料

まずは使用する材料のご紹介。

今回メインとなるのは杉材です。前回のPCデスク製作の際、杉材のお手軽さを改めて実感したので、最近は杉材がお気に入り。安いし、加工しやすいし、なによりも近所のホームセンターで簡単に入手できますからね。今回は2×4サイズと1×4サイズの2種類を使います。

ただし、杉の角材だけでは見た目がやや重たくなってしまうので、完成後目立つ部分に関してはより軽やかな雰囲気になる木製の丸棒を使用することに。サイズはΦ24mmとΦ30mmの2種類。これらも杉材同様に大抵のホームセンターで手軽に入手できる材料なんですが、具体的な木材の種類は記載されていないので分かりません。加工のしやすさからソフトウッドのような気がしますが、杉と違って節はないし、木目の主張もかなり控えめです。

 

木材の切り出し

材料が揃ったら、早速図面(という名の落書き)に沿って木材の加工を行っていきましょう。

最初に行うのは木材の切り出し。

いつも通り卓上丸ノコに買ってきた木材をセットして、寸法通りに切断するだけ。

あっという間に今回必要な全ての部品の切り出しが終わりました。部品点数は17点。シンプルな構造なので部品点数は少なめです。

この材料の切り出し作業、普通の丸鋸やジグソー、なんなら手ノコでも同じ加工はできますが、やはり卓上丸ノコだと作業が早くて楽チンです。安全性も高いですしね。

 

土台部分の組み立て

材料の切り出しが終わったら、まずは土台部分の組み立て。ランドセルを置いておく場所であると同時に、ハンガーラックの土台となる部分です。

これはとくに難しいこともないので、いつも通りダボ接合でササっと組み立て。ボンドでの接着時はしっかりとクランプで固定しておきましょう。ここで1日目は終了です。

 

ハンガーラック部分の加工

先程の土台は全然難しい作業じゃないんですが、問題はここから先。ハンガーラック部分です。

というのも、

今回ランドセルラックの上に設置するハンガーラックはこんな感じで部品を組み立てて作るわけなんですが、ご覧の通りどう見ても三角形をしています。つまり、各木材の接合部は、水平でも、直角でもありません

 

ウッドデッキでも同じなんですが、こんな感じで角度が付いている場合の加工はとても、面倒臭いのです。とても、難しいのです。この先端の集合部分なんて見ているだけで嫌になってきます。自分で設計しておいていうのも何なんですが。ここらへんの具体的な加工方法についてはまた後ほど。

 

まずは角度がついていない、垂直角度の組み立て部分の加工から。

今回、土台と支柱の接合部は差し込み式にするので、このように組み立てた土台部分に支柱の太さと同じ直径の穴を開けていきます。今回はΦ30mmとΦ24mmの支柱を使っているので、 Φ30mmとΦ24mmのドリル刃が必要ということですね。

わたしは卓上ボール盤を持っていますので、木材に対して直角に穴を開ける作業はとても簡単。卓上ボール盤が無かったとしても、電動ドリルにドリルガイドを組み合わせることで同じく簡単に正確な加工ができるでしょう。

 

ただ、誤算だったのは今回加工する部品の一部が卓上ボール盤の加工範囲を超えていたこと。つまり、ステージとドリル刃の間に収まらなかったのです。

解決策として、ドリル刃をステージの反対側に回して、無理矢理加工を行いました。我ながらよく思いついたものだ!!

ところが、卓上ボール盤ってドリル刃とステージとで材料を挟み込むことで正確な穴あけが可能となっている機械ですから、この加工方法ではその特徴が完全に台無し。穴あけ径が比較的大きいこともあり、この加工は結構大変でした。穴を開けようとドリル刃に力を加えると、ドリル刃が弾かれてしまうのです。そして、弾かれるときはドリル刃の角度も変わるので、穴をすげー傷めます(文章にするとうまく伝えるのが難しいなぁ)。

でも、それでもまだこれは全然マシ。だって所詮は垂直の穴あけですから。

問題は角度をつけた穴あけ加工の方

いろいろと試行錯誤した結果、土台部分の方は角度を付けて固定できるような治具をわざわざ製作して穴あけ加工しました。それでもやっぱり卓上ボール盤の加工範囲を越えていたもんだから、先程同様にドリル刃をステージから180度回転させて対応。先程よりも一層難易度が上がります。

 

そして、先端部分もまた別の治具を専用に作って、穴あけ加工。こちらは土台部分に比べて部品が小さくて固定がし難く、ますます大変でした。使用している木材がハードウッドだったら、多分無理だった…。

 

それでも、こうやって意図したとおりの加工ができた時の達成感は格別なもの。苦労した甲斐があったな~。

 

早速仮組みをしたら、設計と全然違って、苦労した穴に支柱が入らないんですけどね~。なんでかな~、おっかしいな~。

せっかく味わっていた達成感も、わずか5分程度の間で半減です。

 

とりあえず、支柱の長さを100mmほど短くして帳尻を合わせておきました。何かを作る時は落書きレベルでも良いので必ず図面を用意するべきというのがわたしの考えですが、なんだかんだで最後は結局現物合わせになることが多いんですよね。それでも図面は必要だという考えに変わりはないのですが。

 

ハンガーラックの組み立て

嫌らしい角度のついた加工も無事(じゃないけど)完了したので、土台部分と併せて組み立て作業に移りましょう。

 

組み立てといっても、苦労した穴に支柱を差し込んでネジ留めするだけ。とっても簡単。ただし、支柱がちゃんと垂直になっているか等、各部の角度だけには注意を払います。人間の目っていい加減なようで案外正確なもんで、もし歪んでいたら後々気になって仕方がないですからね。

 

ハンガーラック部分は後々子供の成長に応じて支柱の延長ができるよう、ネジ数本で簡単に取り外せるようにしておきます。見栄えを重視するならネジの頭は埋め込んで隠したいところなんですけどね。一応、極力目立たない裏側でネジ留めしています。

 

完成!ハンガーラック付きランドセルラックの紹介

というわけで、こちらが完成したハンガーラック付きランドセルラックです。

世の中様々なランドセルラックが市販されていますが、掛けるタイプは子供にとっては労力を要するらしく、面倒臭がって使用しないことが多々ありますよね。なので地べたに放り投げる感覚で置けるよう、置き場所はなるべく低い位置にしました。この向きでランドセル2個を並べて置くことができますよ。

 

それでいて、ラックの下はちゃんとルンバ対応。というか、ルンバのホームをこの下に設置しているので、むしろここはルンバのお家でもあります。ルンバの便利さを一度味わってしまうと、もうルンバ無しの生活なんて考えられません。

 

ハンガーを掛ける部分の丸棒の直径は24mm。30mmだと掛けることができないハンガーも存在していたので、この部分に関してはあまり太くしすぎない方が良いでしょう。

 

支柱先端部の木材の天辺が真っ平らの正方形形状になっているのは、将来的に子供の背が伸びた時、この部分に新たに支柱を継ぎ足してハンガーラックの高さを増やすため。せっかく作ったのですから、できるだけ長く使いたいですからね。

 

というわけで、今回はDIYで製作する、ハンガーラック付きランドセルラックの製作方法のご紹介でした。

実際作業してみると、斜め部分の加工はかなり難易度が高いように感じました。しかしながら、木材の組み立て方次第では簡単に省略できる加工でもありますので、それらを無視すれば製作の難易度はそれほど高くないと思います。もうすぐ入学・進級の季節ですが、お子様が小学校に入学され、かつ、まだ理想的なランドセルラックに巡り合えていないような方がおられましたら、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

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