DIYの道具

NAFCOの格安充電式インパクトドライバーは買いなのか?実際に買ってみた!【レビュー】

2020年4月26日


わたしが最も訪問させて頂くホームセンターはNAFCOこと「ホームプラザナフコ」。

その理由は自宅から最寄りの大型ホームセンターがたまたまNAFCOだったというだけで、別にNAFCO信者ってわけじゃ全くありません。

しかしながら、最近思うんですよね。NAFCOさん、なかなか良いじゃないですか!って。

というのも、以前のわたしは”ホームセンターってどのチェーンでも置いてある商品にそれほど違いがない”と思っていたのに、最近のNAFCOさんにはお洒落なPB商品が結構増えているんですよね。

以前紹介した収納ボックス「ティアモス800」もその1つ。

 

PB商品ってまず最初に「安い」ってイメージを抱きがちだけど、この収納ボックスは安いだけではなくてデザインが良くてとっても満足でした。

そんなホームセンターNAFCOのPB商品ですが、実は収納ボックスと同時期に衝動買いしてしまったものがあるんです。

それは、充電式インパクトドライバー

充電式インパクトドライバーと言えば通常1.5万円程度もする高価な電動工具ですが、そのようなものがPB商品で発売されていたもんだから、気になってついつい購入してしまったのです。

充電式インパクトドライバーとしては安価ではあるのですが、それでも1万円弱はする高価な商品。DIYで使うには十分な性能なのかどうか、とても気になりますよね。安かろう、悪かろうでは困りますよね。

そこで、今回はこのNAFCOの充電式インパクトドライバーを実際に購入、使ってみてわたしが感じた内容を中心にレビューさせて頂きたいと思います。

今回紹介するアイテム

商品名:14.4V充電式インパクトドライバー ID-14.4LiNA

メーカー:ナフコオリジナル充電工具(製造メーカーは髙儀?)

価格:9,328円(税込)

結論:使い心地は用途によって全く異なるので要注意!!高トルクが必要な用途では全然ダメ!

 

パッケージはとってもお洒落

というわけで、こちらがNAFCOで購入してきました充電式インパクトドライバー。

電動工具って実用品以外の何物でもないので、パッケージなんて気にする人はほとんどおられないでしょう。というか、そもそもホームセンターの店頭で電動工具がパッケージ状態で陳列されていること自体極めて稀ですしね。

ところが、この商品はご覧の通りなかなかお洒落なパッケージをしております。まさに革命的!?

”ナフコオリジナル充電工具”というシリーズがあるらしく、このようなパッケージの商品がズラリと陳列されているわけですから、そりゃあ、かなり目を引きます。そして、パッケージの次に値札を見たら安価な価格設定ですからね。マキタやRYOBIの方がいいんじゃね?と思いつつも、わたしのようについつい購入してしまうわけです。

いやぁ、このパッケージにしてやられたなぁ…って感じですね。

 

ナフコオリジナル工具として販売されていますが、パッケージには髙儀の文字が。

髙儀はEARTH MANブランドで自社製品を製造・販売しているメーカーですが、今回のようにPB品の製造も行っているようです。

その為、EARTH MANブランドでもS-Link 14.4V IDR-144LiAという、今回の商品とほぼ同じと思われるものがあります。大きな違いは付属するバッテリーの個数とそれによるお値段ですが、色も違うので見た目の好みで選んでも良いかも。

 

内容物はこんな感じ

この充電式インパクトドライバーにはインパクトドライバー単体の商品と、バッテリー及びバッテリーチャージャーがセットになった商品の2つがあります。当然前者の方が価格もお安いのですが、今回はバッテリーを持っていないので後者のセットを購入しました。

バッテリー及びバッテリーチャージャーがセットになった商品の内容物はこんな感じ。

インパクトドライバー本体、バッテリー、バッテリーチャージャーの他、家庭でのDIYでは使わなさそうなゴアゴアした収納袋と、お試し用と思われるドライバービットが付属してきます。

わたしの経験上、ドライバービットは別売りのそこそこ高価なものを使った方よいと思います。安価なドライバービットはネジの頭を舐める失敗を起こしやすいんですよね~。

 

質感は別に安っぽさとか全く感じませんのでご安心を。ミリタリーチックな電動工具らしからぬカラーリングが、いかにも最近のNAFCOっぽい感じですね。

 

バッテリーは黒色。こちらも本体同様、とくに安っぽさは感じません。

 

価格はどうなの?

先程、「安価な価格設定」と書きましたが、やはり気になりますよね、お値段って。

もちろん、高価な工具のほうが良いのは誰でも分かっていますが、そうは言ってもせいぜい週末にちょろっと作業するだけの素人がホイホイ高価な工具を購入するのは難しいもの。できれば費用を抑えたいですよね。

実際、このNAFCOの充電式インパクトドライバーは店頭では間違いなく最も安い商品でした。しかしながら、各社の製品を比較してみるとその理由が分かります。

メーカー 商品名 付属バッテリー 価格
マキタ MTD001DSX 1.5Ah × 2個 15,620円
HiKOKI FWH14DGL 1.3Ah × 2個 12,942円
RYOBI BID-1415 1.5Ah × 2個 13,092円
高儀 IDR-144LiA 1.5Ah × 2個 10,033円
NAFCO ID‐14.4LiNA 1.5Ah × 1個 9,328円

それは、バッテリーの個数

大抵の商品は連続して作業できるよう、バッテリーパックが2個入りなんですよね。例えばマキタの14.4V・1.5Ahバッテリーは1個で5,610円しますので、そう考えるとNAFCOの製品が特別安価ではないってことが分かります。バッテリー2つで1万円程度の高儀(アースマン)の安さが群を抜いていますね!

もちろん、連続作業なんてしないからバッテリーなんて1個で十分!!その分少しでも価格を抑えたい!!って人にはNAFCOの製品はよい選択肢になるでしょう。

※比較対象は14.4Vの、1.5Ahバッテリー採用機種です。各社V・Ah違いで多くの商品ラインナップがあり、V・Ahともに数値が大きくなるほど高価になっていきます。

※価格は本日時点での価格ドットコム最安値で表記しています。高儀の製品は特に価格のバラツキが大きいようでした(1~1.5万円程度)。

 

使い勝手はどうなの?

軽くて取り回しは抜群

使ってみて最初に感じたのは、とても扱いやすいということ。

充電式インパクトドライバーの一番のメリットはコードレスによる取り回しの良さですが、この商品はそれ以上に使いやすく感じました。

多分、握りやすさだとか適度な重量感、そして重心の位置なんかによるものなんでしょうね。これなら女性でも全く問題なく使えそう。

しかしながら、スペックを見るとバッテリーを含めた重量は1.18kgで、これはマキタやハイコーキといった他社の商品とだいたい同じような感じ。14.4V・1.5Ahクラスの充電式インパクトドライバーの中で、このNAFCOの製品が特別使いやすいってわけではなさそうです。

 

正転・逆転スイッチ、硬すぎぃ!!

インパクトドライバーに限らず、電動ドライバーやドリルの引き金横には必ず正転・逆転の切り替えスイッチがついていますよね。両側のどちらの方向にも押し込めるようになっていて、真ん中の位置にすると安全装置になるアレです。

このスイッチはスイスイ操作出来るのが当たり前すぎて今まで操作性を気にしたことすらなかったのですが、今回購入した製品に限っては無茶苦茶硬くてほんとうに、びっくり。え?これ壊れてるんじゃないの?ってレベルで、最初は安全装置の位置からどちらにも動かすことが出来ませんでした。

それも無理矢理押し込んだらバキッという嫌な音と共に正常に操作出来るようになったんだけど、これはかなり残念なポイント。精神的にもよろしくありません。その後は全く問題ないけど、多分、初期不良だったんだろうなぁ。

 

トルクが足りない!

これが圧倒的に致命的。

わたしの使用用途ではトルクが足りず、コーススレッド(木ネジ)を快適に締め付けることが出来なかったのです

快適に出来た作業

  • 直径3.2mm・長さ38mmのコーススレッドを使った、ワンバイ材や11mm厚OSBボードの固定(下穴無し)
  • 直径4.2mm・長さ65mmのコーススレッドを使った、ツーバイ材の固定(下穴有り)

快適に出来なかった作業

  • 直径4.2mm・長さ65mmのコーススレッドを使った、ツーバイ材の固定(下穴無し)
  • ハードウッドへのコーススレッドの打ち込み(下穴有りでも!

短いコーススレッドならまだなんとかなるけど、ある程度の長さのあるコーススレッドだと下穴無しだと全然打ち込むことが出来ません。小物の製作なら全然使えるでしょうが、ツーバイ材をガンガン組み立てるような作業では決して快適とは言えないでしょう。

また、相手が硬いハードウッドだと下穴有りでもさっぱりどうにもなりませんから、ウッドデッキ製作ではあまり使い物になりません。

これはこのNAFCOの製品がどうっていうわけじゃなく、もしかすると14.4Vのインパクトドライバーのスペック的な問題・・・なのかも!?

メーカー 商品名 トルク
マキタ MTD001DSX 145N・m
HiKOKI FWH14DGL 140N・m
RYOBI BID-1415 135N・m
高儀 IDR-144LiA 110N・m
NAFCO ID‐14.4LiNA 110N・m

・・・と思いきや、全然そんなことないじゃん!

他社の14.4Vの製品と比較すると、このNAFCOのインパクトドライバーのスペックは明らかに非力な様子。トルクが欲しい人は、マキタのMTD001DSXか、18V仕様の製品を買おう!

 

煩い!!

トルク不足で快適に作業が出来ない場面が多くあると紹介しましたが、そのような場面で同時に感じるのが作動音の煩さ

インパクトドライバーである以上、打撃音が響くのが仕方が無いのですが、それにしてもこの製品は小柄なボディに似合わず結構な音がします。しかもトルク不足で1本のコーススレッドを打ち込むのに時間が掛かりますので、打撃音が響く時間も長いんですよね。

マンションの室内で作業する場合なんかは、結構注意しなきゃいけないレベルだと思います。

 

USB給電機能って…いる?

この商品のセールスポイントの一つは、このUSB給電機能。バッテリーにUSB電源の取り出し口が設けてあり、なんとここからスマートフォンなどの機器を充電することが出来るのだ!!

…って、なんだかとても便利そうな機能なんですな、わたしはいまのところまだ使ったことがありません。これを使うのって、どういう状況なんだろ?

災害時には便利そうだけど、災害時には多分これじゃなくて普通のモバイルバッテリーを使うだろうな…。

 

手元が光る!ライトアップ機能

引き金を引くと、モーターが回転すると共に手元がピカッと光るお便利機能も!

この機能、他社の製品でも結構見かけますよね。それほど需要があるということでしょう。

しかしながら、わたしは別にそんな暗い場所で作業することもないので、これまであまり恩恵を感じたことがないんですよね~。

必要・不必要な人によって違うでしょうが、とりあえず光ります!

 

まとめ

まとめ

  • 価格は確かに安いが、決してコスパが良いわけではない(バッテリー個数が1個なので安い)
  • USB給電・手元を照らすライトなど、機能性も十分(必要かどうかは置いておいて)
  • DIYでもトルク不足を感じることが多い
  • 結構煩い

といった感じでした。決して悪い製品ではないと思いますが、かといって特別安価でコスパが良いというわけでもないでしょう。他メーカーと無茶苦茶価格差が大きい訳じゃないので、それなら別メーカーのいろんな選択肢があるのも事実。

一番注意したいのはトルク不足という結構大きな短所があること。

非力な為に、出来る作業・出来ない作業がはっきりしているから、これ一個で何でもしたい!っていう人向けの道具ではないと言えます。

しかしながら、トルクはむしろ少ない方が使いやすくて良いって人や、1日中作業しないからバッテリーは1個でいいよっていう人には貴重な選択肢となりえるでしょう。

ハードウッドでのウッドデッキ製作のようなヘビィな作業に使う予定なのであれば、もっとパワフルな18V仕様の充電式インパクトドライバーを選択した方が良いでしょうね。

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