素人でもできるウッドデッキ製作

DIYで製作した我が家のウッドデッキの紹介


当blogではDIYでのウッドデッキの製作方法や、製作作業の様子をご紹介していますが、どうしても個々の投稿ではそれぞれの事細かな内容で終始してしまいがち。

そこで、今回はわたしがDIYで製作しましたウッドデッキの全体像をご紹介したいと思います。今更ですけどね。

各部の詳細は各々の投稿でご紹介していますが、それらの作業を行うことでこのようなウッドデッキがDIYでも作れるという参考やななれば幸いです。

 

全体像はこんな感じ

ウッドデッキの大まかな大きさは2m×7m

作る前は大きすぎるかな?って思っていましたが、実際にいろいろと使ってみるとこれでも少し小さく感じるくらい。プールをしたり、少人数でBBQをするならギリギリの大きさといったところ。

多分なんですが、幅2mって多分ファミリータイプのマンションのベランダの奥行と同じくらいじゃないでしょうか?布団を干したりするにはちょうどいい大きさだけど、積極的に何かで活用しようとするならもう少し広かったら…と思う程度の大きさなのかもしれません。

 

このウッドデッキは最初からこの大きさではなく、増築を3回重ねて現在の大きさになりました。

なのでよーく見ると、床板の繋目がきっちりあります。

 

このウッドデッキには2つのパーゴラが設置されているんですが、母屋の都合上、パーゴラの柱が一箇所ウッドデッキの中央から伸びています。

製作当時はたいして邪魔にならんでしょ!?って考えてましたが、その考えは甘かった…。いざ使ってみると結構邪魔に感じるものです。もう少しウッドデッキの幅が広ければ感じ方も変わるんでしょうが。

 

最後に増築を行った部分は、お庭との兼ね合いが許す限り少しでも広くしようと、このような斜め形状を取りいれました。

斜め形状ってそんなに難しいと考えてなかったんですが、いざやってみるとむちゃくちゃ手間が掛かって面倒臭かったです。

少しでも広くしたくて取り入れただけのこの斜め形状ですが、こうやって形になってみると、ただの真四角の形状よりも変化があってわたしは好きだということに気が付きました。言葉で言い表すのは難しいですが、少し柔らかい雰囲気なった…って感じでしょうか?

 

階段は2箇所にあります

ウッドデッキは家のフローリングと同じ高さになるように設置していますので、お庭の地面からかなりの高さがあります。

そこで、ウッドデッキからスムーズにお庭に降りれるように階段を設置しています。

1箇所目はお庭のど真ん中、芝生ゾーンに降りる為の階段。

お庭の芝生スペースを少しでの広くしたくて、この部分の階段はウッドデッキの中にめり込ませるように設置しています。お陰で、基礎の数も束(柱)の数も3箇所くらい余分に必要になり、地味に苦労した部分です。また、手すりもウッドデッキの中にあるのでウッドデッキの広さがかなり犠牲になっちゃったというデメリットも。

 

そして2箇所目はお庭の裏側に降りる為の階段。

降りた先には水道や倉庫があるので、わたしがもっぱらこっちの階段を使用しています。なので実用性重視で幅広の階段にしました。

どちらの階段も家の中の階段のような構造ではなく、高さの異なるウッドデッキを並べているような構造で製作しています。

 

収納スペースもあるよ

最後に増築した部分にはウッドデッキに床下を有効活用しようと、収納スペースも設置してみました。

それがこちら。

こうやって写真で見るとなんだか狭いように感じますが、この程度の大きさが人力で蓋を持ち上げられるギリギリのサイズ。もちろん材質にもよりますが、ハードウッドを使用するとどうしても重量が重くなりますので、もう少し開口部を広くしたい場合は蓋を分割する必要があるでしょう。

 

パカッと開くとこんな感じ。

この部分も斜め形状のウッドデッキと同様、施工する前は簡単だと思っていたのに、実際にやってみるとかなり難しい&面倒臭い系でした。実際、いろいろとうまくいかなくて2回やりお直しする羽目に。一連の失敗から、根太や床板を短くすると、接合面を綺麗に合わせるのがとても難しいということを学びました。

 

収納スペースはウッドデッキの床下だけではなく、ウッドデッキの階段部分にも作っています。

こちらのスペースは決して大容量というわけじゃないけど、レンガを中心とした細々とした資材を収納するのに利用しています。

レンガとかって倉庫に収納するわけにもいかないし、かといってお庭に転がしておくのも見てくれが悪いし、意外と持て余してしまうもの。しかしながらこの収納スペースのお陰で随分スッキリと片付けることが出来ました。

 

材質

このウッドデッキにはろいろな種類の木材が使用されていますが、メインとなる木材はサイプレスです。

耐久性と加工性の良さ、価格のバランスが良い木材なので、資金が潤沢にあるわけではない場合はよい選択肢になると今でも思っています。

 

しかしながら、唯一、経年による割れやすさがデメリットであるとわたしは感じています。

どんな木材であっても大なり小なり経年により割れやささくれは発生するものですが、それにしてもこのサイプレスはやたらと多いです。しかも木材自体がそれなりに硬いもんだから、そのまま放っておくと危なくて、危なくて。

そこで最近は割れが激しい部分は随時ウリンの床板に交換しています。

ウリンはウリンで重いとか曲がりが酷いだとかデメリットもありますが、質感はやっぱり良いですね。

 

目隠しフェンス

我が家のウッドデッキは家の前の道路を通る人から見える場所にあるんですよね。

防犯上は好ましいことなんだけど、それじゃぁウッドデッキの上で好き勝手ゴロゴロすることも出来ないので、目隠し目的のウッドフェンスも設置しています。

 

メインの支柱はウッドデッキの束をそのまま上の方に伸ばして共有化しています。

目隠しさえ出来ればよかったんですが、ウッドフェンスを設置することでお庭に立体感がでてガラッと印象が変わりました。

とにかく開放的な雰囲気が好き!って人にはおススメ出来ませんが、植物をぶら下げたりするのが好きな人なら是非お勧めですよ。

 

陽射し対策もばっちし

ウッドデッキは当然屋外にあるので、その上で過ごすとなると気になるのが陽射し。

もちろん、日焼けが気になる人は多いでしょうし、そうじゃなくても夏は単純に暑くて過ごせたもんじゃありません。

そこで設置したのが、シェード(日よけ)です。

2つのパーゴラの間にロープを張り、ウッドデッキ全体を覆う程のものを設置しました。

これだけ大きいと取り外しも大変なので、簡単に開閉できるような構造にしているのもポイント。

これがあると無いとじゃ夏場の快適度は雲泥の差。

 

ウッドデッキ製作はまだまだ続く

というわけで、今回は改めて我が家のウッドデッキをご紹介させて頂きました。わたしはこれまでDIYには完全に無縁な人生を歩んできましたが、やってみれば意外と出来るものですね。

今年の夏で概ね当初考えていた部分は完成したんですが、最近また増築したい部分も出てきています。そう、DIYでのウッドデッキ製作は作り手が辞めないかぎり永遠に完成しないんです。

また新たな作業を行う時は随時blogでご紹介させて頂きますね。

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