DIYの道具

【マキタ・RYOBI・HiKOKI】DIYでは素人こそいい道具を使え!格安工具は実は上級者向けだと思う理由

2022年1月25日


ウッドデッキや家具製作などの木工系のDIYで必要不可欠なのが、各種電動工具。

電動工具にもいろいろとありますが、木材を切る、ネジを締め付ける、穴を開ける、の最低3つの電動工具は絶対にあった方便利(ハードウッド相手の場合だと必須)。ただ、電動工具に限らず道具って種類が増えれば増えるだけ作業の幅が広がりますから、DIYを続けていると3つどころかどんどん手持ちの電動工具の種類が増えていく人が多いのではないでしょうか。

ところがそんな便利な電動工具たちですが、自分に最適な道具を選ぶとなるとこれは結構難しいことでしょう。いざお店にいってみると同じような形の工具なのに、お値段もピンキリでよくわからん…ってなったこともある人も多いのではないでしょうか。そうなるとついついお安いものを選んでしまいそうですが、それはちょっと止めた方がいいかも。せっかく買うなら絶対にマキタ・RYOBI・HiKOKIといった有名メーカー品の電動工具を買うことを激しくおススメします。

ポイント

格安工具やメーカー不明の電動工具は、それなりの理解や知識がなければ買ってはいけない。

格安電動工具やメーカー不明の電動工具をおすすめできない理由

格安電動工具はすぐ壊れることが多い

わたしもこれまで何個も格安電動工具を衝動買いしてきましたが、残念ながら現在手元に残っているのはバンドソーと卓上ボール盤の2つだけ。あとは壊れたか、もしくは使いものにならなくて早々に処分してしまったかのどちらか。残している2つの工具にも決して満足しているわけではなく、卓上ボール盤は我慢して使っており、バンドソーは処分するかどうするか迷っている状態。つまり、現状満足して手元に残している格安電動工具は一つもありません

例えばこちらのディスクグラインダー。

変速式なのに2,000円程度と破格のお値段だったので衝動買いしたものなのですが、使用5回目くらいから挙動が明らかに怪しくなりました。スイッチを入れるとディスクは回転するんだけど、その回転数が滅茶苦茶に制御されている感じ。速度ダイヤルがいくつになっていようと、ゆ〜っくり回ったり、そうかと思ったらいきなり超高速回転になったり、とにかく無茶苦茶。回転数が一定ならまだ使い道もあるだろうに、こんなの危なっかしくて全く使いものになりません。

 

先程のやつとは違う、こいつも全く同じ症状で壊れました。あと、こいつは夏になるとグリップのゴムがベトベトになって本当に最悪でした。

このように格安の変速式のディスクグラインダーは特に故障しやすい印象をもっており、故障したのはこれまで3本。いずれも症状は全く同じ。そして、全て2,000〜4,000円程度の格安工具。まさに安物買いの銭失いってやつです。

 

こちらの卓上丸ノコは本当に便利で愛用していたものなんですが、安価で軽量なことの裏返しで、やはり耐久力はイマイチでした。詳しくはこちらの投稿でご紹介しておりますが、木材を固定するアルミ製のガイドが曲がってしまい、それにより丸ノコの刃が欠損したり、キックバックが起こるようになったのです。サラッと書いていますが、これは無茶苦茶危ないこと。プロだろうが素人DIYだろうが作業時の安全性は最も大切なことですから、この危険性はめちくちゃ大きなデメリットです。

 

これらの他にも、使用中にいきなり止まって焦げた匂いが漂った電動ドリル、サンドペーパーを固定するラバー部分がボロボロと崩壊するオービタルサンダーなど、これまで安物買いの銭失いを何度も繰り返してきました。

有名電動工具メーカーといえばマキタRYOBIHiKOKIなどですが、それらの製品と比べて明らかに安価な製品や、メーカー名を表に出さないようなメーカーの製品は、例えDIY用途であってもすぐに壊れるリスクが高いと言えます。少なくともわたしはそう考えています。

 

格安工具は精度がイマイチなことも

こちら我が家の卓上ボール盤。卓上ボール盤としてはとても安価な輸入工具です。ありとあらゆるものに穴を開け続けてきた愛用品なんですけど、お値段とトレードオフで不満点もそれなりのあります。

 

致命的なのが心臓部ともいえるドリルを回転させる部分の精度。ドリル刃が真っ直ぐに回転しません。少し歪んで回っているので、ドリルを高速で回転させるとドリルの先端が明らかにブレているのがわかります(画像じゃ分かり辛いけど)。大まかな穴あけならいいですが、精密な穴開けには間違いなく向いていません。ついでにもう一つ不満点を挙げるとすると、明らかにパワーが不足していて木材といえども加工物が硬いと簡単に止まります。

 

また、これまで愛用してきた格安卓上丸ノコも各部の精度はイマイチ。テーブルの目盛りをきっちり合わせても、間違いなくその角度通りには木材は切れません。目盛りは完全に無視して、試し切りと切断面の測定を繰り返すことによる角度の調整は必須です。目盛りは飾りみたいなもん。

 

これも精度の問題の範疇に入ると思うんだけど、こちらのバンドソーは刃の取り付けがシビア過ぎてすぐに刃が外れます。たぶん、刃のガイドとなるプーリーの調整部のガタが大きくて、ドンピシャで調整しないと刃がプーリーから徐々に滑ってしまうのだと考えています。わたしの調整スキルが不足しているのは否めないんだけど、DIY用の道具で職人のような調整スキルが要求されるのは間違っているんじゃないかなぁ。

 

格安電動工具はパワーが足りないことも

こちらは以前ご紹介したこともある、ホームセンターナフコの充電式インパクトドライバー。工具らしからぬお洒落な外観と価格の安さに釣られて衝動買い。

結果としてわたしの使用用途ではまるでパワーが足りなくてほとんど役に立ちませんでした。超がつくほどメジャーな木材であるSPFの2バイ材にコーススレッドを打ち込むのは、全く特殊な用途じゃないと思うのですが…。

格安と言っても一般的な価格帯の製品と比較して飛び抜けて安いというわけでもないのに、その使い勝手は手持ちのマキタの製品と比較して飛び抜けて悪く感じました。デザインが良かっただけに、とても残念です。

 

有名メーカー製品をお勧めする理由

耐久性は抜群

格安電動工具は安かろう、悪かろう、と思っておいた方がよいです。もちろんそうじゃない場合もあるんだろうけど、営利目的で企業が販売している製品なのですから、安いには安いなりの理由があるのです。

一方でマキタ・RYOBI・HiKOKIなどの有名電動工具メーカーが販売している商品は格安電動工具よりも高価なことが多いのですが、そのかわり耐久性は価格差以上にずっと高いと感じます。市販の電動工具には希少価値だとかブランド価値のようなものはない完全な実用品ですから、お値段の差にはそれなりの理由があるのです。

 

わたしが愛用している工具のうち、HITACHI(現HiKOKI)のドリルは7年間、ボッシュのジグソー・RYOBIのオービタルサンダー・RYOBIの電動ドリルはの3つは8年間、ボッシュの変速式ディスクグラインダーに関しては12年間ノーメンテナンスで使い続けていますが、全て現役バリバリ絶好調。格安の変速式ディスクグラインダーなんて最短で数回の使用で壊れたことを思い出すと、どちらを買うべきかは言わずもがな。

そもそもこれまで多くの工具を使ってきましたが、マキタ・RYOBI・HITATCHI・ボッシュの工具は使い潰したことがありません。有名電動工具メーカーの製品といってもプロ用からエントリーモデルまでいろいろとありますが、エントリーモデルやDIY向けモデルで十分(RYOBIやHiKOKIなら青色の機種)。それでも、格安電動工具よりもずっと長く使うことができるでしょう。

 

いざとなれば売りやすい

有名電動工具メーカーの製品といえども、いざ使ってみるとなんだか思ってたのと違う…と思うこともあるでしょう。重量とか、使い勝手とか、持ちやすさとか。

そんな場合でも有名電動工具メーカーの製品は比較的リセールバリューが高いように感じます。その人に合う・合わないっていうことがあったとしても、もの自体が悪い訳ではないのですから当然の話でしょう。一方で、当たり前というかなんというか、格安電動工具のリセールバリューはよくありません。中古での需要の大小はもちろん要素として大きいのですが、そもそも元値が安いのですから、取引価格に対して送料などの割合が大きく、中古で購入するメリットが少ないのです。

いまやヤフオク・メルカリを筆頭に個人がものを売買しやすい環境ですから、リセールバリューが高いっているのは重要なメリットですね。

 

格安工具は実は上級者向け

ここまでだと格安工具はダメ〜って結論になってしまいますが、いやいや、これが使用用途によってはとても便利なんです。

例えばディスクグラインダー。

変速タイプは地雷率がメチャクチャ高くて全くおススメ出来ませんが、回転速度固定タイプの安いものなら、ダイヤモンドカッターと組み合わせてレンガの切断にピッタリ。レンガの切断では大量の粉塵が出ますから、高価な道具ではとてもじゃないですけど作業したくありません。汚れても、壊れてもよい道具であれば心おきなく作業できます。

 

卓上丸ノコなんかでも、運搬する頻度が高くて軽さを求めるのであれば、格安製品は最高の選択肢になるでしょう。高級機種になるほど機能や耐久性が増えて、それに伴い重量も増加する傾向があります。精度の低さは調整を繰り返すことで補いましょう。

このように、格安電動工具には格安電動工具ならではの良さが活きる用途があるので、格安工具が一概にダメということは全くありません。しかしながら、その良さを活かす為にはその道具に関する理解を深める必要がありますから、決して初心者向けの道具とは言えないでしょう。

また、DIYをしているとどうしてもその工具がないと出来ない作業というものに出会うことがあります。その度に高価な道具を揃えるのも無理がありますから、使用頻度が低い場合はあえて格安工具で済ませるというのもいい考えだと思います。

 

中古も良い選択肢?

ところで、それでももし格安工具を購入しようとしているのであれば、選択肢に加えて欲しいのが有名電動工具メーカーの中古品

中古市場では元々職人さんが使っていたであろう、本格的な道具がかなり流通しています。もちろん状態の良し悪しは運次第なところもあるのですが、元がしっかりしている製品は中古品でも動作はしっかりしていることが多い気がします。

わたしが使っている日立の丸ノコも実は中古で入手したもの。プレートの作りからして元々はかなり高そうですが、良さげな丸ノコ刃が3枚も付いて価格は2,500円でした。リセールバリューが高いということは中古価格も高いということですが、流石にここまで古いとかなり安価に購入することができます。購入してもう5年ほど使い続けていますが、いまだに現役バリバリで絶好調。当たり外れもありますが、中古も悪くないでしょ?

なお、消耗品であるバッテリー関係は高確率で劣化しているので、有名電動工具メーカーの製品といえども手を出さない方がいいですよ。手を出すならバッテリーの買い替えは必要だと覚悟しておきましょう。

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