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『FUJIFILM X-E3』レビュー!Panasonicユーザーから見てFUJIFILMは魅力的なのか?

投稿日:2019年3月1日 更新日:


FUJIFILMのカメラっていいですよね。

巷では画質が良いとか、色が良いとか言われてるけど、ヘッポコど素人のわたしには全然分かんない。

だけど、FUJIFILMのカメラの形と操作方法は大好き。

写真撮ってます!という気分にさせてくれる物理ダイヤル中心の操作方法と、レトロで高級感すら感じさせてくれる造りが堪らない!

わたしはオールドレンズ専用機としてX-E1を所有していますが、いつの間にかオールドレンズではないXF18mm F2 Rがやってきて、そして今度は現行モデルのX-E3がやって来ました

カメラって次から次に欲しくなるからコワイ!!

本日はG9PROと同時期にうっかり購入してしまった、FUJIFILM X-E3のご紹介です。

 

X-E3はこんなカメラ

名前からすぐ分かるように、X-E1から始まるX-E系のカメラ。その最新機種です。

X-E1は2012年に発売されたカメラで、当時のフラッグシップ機であるX-Pro1からファインダーを簡略化させた代わりに小型軽量化を行ったモデル。今となっては6年以上前の機種ですが、オールドレンズ専用機としてわたしは購入、使用してきました。独特の操作感がとっても楽しいので、オールドレンズにぴったりのカメラです。

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その後たった1年後である2013年に発売されたx-E2はX-E1のマイナーチェンジ品って感じでした。形も同じだったしね。

ところがこのX-E3はまさにフルモデルチェンジと呼べるもので、X-E1,2とは形も大きく変わって、随分小さくなりました。操作性も大きく変わりました。

Xシリーズの中では軽量・コンパクトさを特徴とするX-E系らしさをより突き詰めた感じですね。

 

外観の感想・レビュー

わたしが住んでいる地域はどちらかというと田舎寄りですので、FUJIFILMのミラーレス一眼の実機が置いてある店舗なんてありません。なので、外観や質感はカメラが届くまでとても不安でした。なんせ、わたしがFUJIFILMのカメラを購入する動機の半分くらいはそのレトロチックな操作方法と質感の良さ。そんなわたしが重要視している部分を確認せずに購入するんだから、そりゃドキドキするってもんですよ。

というわけで、初めてのご対面。

うむ、悪くない!

X-E1,2と比べると全体的に丸みを帯びるような形に変化してますが、決して安っぽさとかは感じません。金属製の軍艦部の質感は十分所有欲を満たしてくれるレベル。やっぱりカメラはヒンヤリ冷たい金属製じゃないと!

X-E1では装備されていたフラッシュがなくなって、代わりに外付けのフラッシュが付属するようになりました。内蔵フラッシュなんてこれまでの人生で数える程しか使ったことのないわたしにはこの変化は大歓迎!フラッシュって使い方が難しいくせに、初心者用のモデルでもバンバンついてるのってどうしてなんでしょ?

細かいことですが、X-E1,2では入っていたレンズ断面図をモチーフにしたFUJINON LENS SYSTEMのロゴがなくなったのはとても残念です。

 

大好きなダイヤル類はX-E1から形状が変わってます。側面が上部にいくに従って狭くなるテーパー状になったんですね。多分操作性の向上を狙っての変更だとは思うんだけど、わたしはX-E1のカクっとした形状の方がよりレトロで好きだったなぁ。まぁ、好みの問題でしょう。

X-E3ではAUTOモードのスイッチ(赤い矢印のやつ)が新たに追加され、これをONにすると全自動モードになります。これでカメラに詳しくない人にも手軽に撮影を頼めるようになりましたね。

 

外観上の一番の変化は裏面のスイッチ類。

X-E1では画面の両側にあったスイッチ類が片側+上部に集約されました。そしてカメラではお馴染みの十字ボタンの代わりにジョイスティックが追加されました。しかし、このジョイスティックの質感はすげープラスチッキーで、むっちゃチープ。なんだかすぐ壊れそうな感じで怖いなぁ。

 

X-E1同様、このX-E3もオールドレンズが良く似合います。オールドレンズ専用機として使うには高価すぎるからその役割はX-E1になるんだろうけど、やっぱりたまには大好きなHELIOS-44-2を着けて遊ぶんだろうなぁ。

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少し使ってみた感想・レビュー

操作性はわたしに合わないかも

まず断っておきますが、シャッタースピードダイヤル、露出補正ダイヤルには文句はありません。むしろ大満足。カチカチ回して撮影するのはやっぱり楽しいです。これぞFUJIFILM!

しかしながら、操作性を向上させる為に配置換えを行ったスイッチ類。これがどうもわたしに合わないんです。

全てのスイッチがこんな感じですぐ届きそうな位置にあるんですが、片手で操作を完結させることは不可能。これが地味にストレス。

どういうことかというと、右手でカメラをグリップしながらその右手の親指でスイッチを押すことが出来ないんです。届かないんです。

特に再生ボタンとVIEW MODEボタン、DRIVEボタンの三つ。この中でも再生ボタンは無茶苦茶使用頻度が高いので、かなりストレスに感じます。

このスイッチを押すには左手でカメラを支えつつ右手を下側にスライドさせる必要があるんですが、それなら以前のスイッチ配置でも同じじゃね?わざわざ右側に集約した意味無くない?って感じ。せめてジョイスティックの位置くらいにあれば、もっと押しやすかっただろうに…

ただしこれは再生ボタンを頻繁に押すわたしの使い方に合わなかった、というだけの話なので、気にならない人には気にならないかも。

 

タッチAF解除ボタンが押し辛くてストレス

このX-E3は今時のカメラっぽく、液晶画面をタッチすることでAFポイントを移動させたり、AFさせたり、はたまたシャッターを切ることが出来る機能を備えています。それはそれで必要とする人にはとても便利なんでしょうが、わたしがストレスに感じているのはそれらの解除方法。

各タッチAF機能を解除する為には、液晶画面のこの端っこの小さい部分をタップする必要があります。このちっこいのをタップするのが結構難しいんです。そりゃシッカリ見て、慎重に押したらそうそう押し間違えることはありません。だけど、適当にタップして確実に操作出来るほどのものじゃありません。

大きな液晶画面を少しでも触ってしまったらすぐに作動してしまうのがタッチAFの困った点ですが、それを解除するのにわざわざこの小さな部分をタップする必要があるなんてもの凄くストレスなんです。もう少しこのボタンを大きくして欲しかったなぁ…

わたしはこの小さいボタンをタップするのが嫌になったので、タッチAFはOFFにしています。

 

表示がいちいちタイムラグがあってストレス

全ての表示がイチイチ遅くて、ストレスに感じちゃいます。

例えばこの再生画面で表示される説明の表示。こういった表示はなぜか画面を切り替えてから1秒程度遅れて表示されます。画像の撮影条件も、同様に1秒程度遅れて表示されます。

ずーっと愛用しているPanasonicのカメラでは画面が切り替わると同時に表示されるから、この微妙なタイムラグがどーも気持ち悪いんです。わたしが短気なだけ?

 

顔認識はなかなかお茶目

購入するまで知らなかったんですが、なんとこのカメラには顔・瞳認識機能が搭載されています。顔・瞳認識と言えばPanasonicとSONYのイメージだったからちょっとびっくりしました。なんだー、FUJIFILMもやるじゃん!って。

しかしながら、


※ 車内からの撮影ですが、もちろん助手席からの撮影ですよ。

これは何気無く撮影した写真の一部なんですが、なんと赤丸部分を顔と認識していました。

お、おぉ…軽くホラーじゃないか…

このような誤検知はありますが、PanasonicのG8よりかは積極的に顔を検知してくれるように感じます。流石にG9PRO程は検知してくれませんが、一方で瞳を右目優先・左目優先を選べる機能が搭載されています。これは、Panasonicにはない機能ですね。

顔・瞳検知に関しては今のところG9PROの方が優れているように感じていますが、この右目・左目検知の性能にはちょっと期待しちゃいます。

ちなみに、顔・瞳認識機能をONにしているとAF-Lボタンは一切反応しなくなる様子。そんなことマニュアルには一切記載されてないからかなり悩んだじゃないか!!こういうところもモヤモヤ、ストレス。わたしが神経質過ぎるだけ?

 

レンズの質感は最高だ!

カメラ本体の話ではないんだけど、今回は贅沢に単焦点レンズキットを購入したんです。

付属してきたレンズはXF23mm F2 R WR

こいつの質感がとても良いんです。

絞りリングは確実なクリック感(しかも2段階!)があるのに、ヌルーッとした操作感でとても高級感があるし、フォーカスリングは少しカサカサした感じがあるけど剛性があってXF18mm F2 Rのように歪むような感じはありません。外装は金属と樹脂の組み合わせですが、安っぽさは全然感じません。ヒンヤリ冷たいピントリングの質感が所有欲をゾクゾクさせちゃいます。

FUJIFIILMのXFレンズはどれも質感が高くていいですよね。お値段も高いけど。

 

こんな写真が撮れました

まだまだいろいろ試しているところなので、お写真はおいおい追加していければと思います。

お庭の植物を撮影するならば、フィルムシュミレーションの”Velvia”がよい感じに仕上がって、なんだか好きかも。

 

結局満足度はどうなの?

というわけで、なんだか不満ばっかりのファーストインプレッションとなってしまいました。X-E1が無茶苦茶楽しいカメラだったので最新のX-E3はどんな進化をしているんだろ?ととても期待していたのですが、正直6年分の進化はまだわたしは実感出来ていません。

PanasonicのG8やG9PROと比較するとAFは遅いし、迷いも多いし、動作は全体的にもっさりしているし、動き回る子供の撮影なんてやっぱり苦手。わたしのようなPanasonicメインのユーザーなら、間違いなく同価格帯のGX7mk3を購入した方が満足できるでしょう。レンズ資産を活かせるし、道具としてはとても使いやすいしね。コンセプトが全然違うから当たり前かもしれないけど…

しかしながら、レンズを含めたカメラ全体の質感の良さは断然良いし、専用ダイヤルをカチカチ回したり、フィルムシュミレーションを切り替えながら撮影するのは本当に楽しいものです。そして、その楽しさこそがこのカメラの素敵な部分。わたしが惹かれた部分。このX-E3ですが、質感の良さや操作の楽しさのお陰でなんだかんだ持ち出したい気持ちにさせてくれるので、今のところこのカメラを一番良く持ち出しています。写真はカメラを持ち出さないと撮れないので、持ち出したい気持ちにさせてくれるのってとっても大きな長所。

つまり、今のところとても気に入っています

これからも多少の不便さやモッサリ感が気にならないような使用用途(風景・お庭・植物の撮影とかかなぁ)を中心にバンバン使い込んでいきたいと思います。今のところはFUJIFILMらしい色の良さっていうのは正直良く分からないけど、Panasonicのカメラよりも濃い、派手目の色になるように感じるかな。このあたりももっといろいろ試してみたいですね。

それにしても、センサーサイズが小さいのに多機能・高性能なLUMIX G9PROと、センサーサイズは大きいのにレトロチックでミニマム思想なX-E3が同居というのも、なんだかちぐはぐな組み合わせになっちゃったなぁ。

 

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