DIYで使用するノコギリいろいろ。迷ったら『両刃ノコ』が間違いない!

DIYで使用するノコギリいろいろ。迷ったら『両刃ノコ』が間違いない!

みなさまは『日曜大工』という言葉から真っ先に思い浮かぶ道具といえば何でしょうか?

わたしの場合はノコギリです。次にトンカチかな。きっと昔見たアニメだとかドラマの影響で思い浮かべるんでしょうね。犬小屋や椅子を作ろうとするお父さんが持っているイメージです。

しかしながらわたしが行っているDIYの作業では、ノコギリの使用頻度は非常に低いです。理由は、現在主流になっている電動工具と比べると加工速度や加工の精度(これはわたしが下手だから)が大きく劣るから。

じゃあ、ノコギリが不要か?と言われればそんなことはなくて、電動工具が入らない場所での施工や、細かい加工には必要不可欠な道具でもあります。もちろん、室内で作業など電動工具を使わない人には必須の道具となるでしょう。

今回はそんなノコギリについて、わたしが持っている道具の紹介を交えながら紹介したいと思います。

ノコギリってどんな道具?

連続した鋭いギザギザ刃で対象物を切断する道具

もう、そのまんま。

きっとノコギリという単語を聞いて、その姿を思い浮かぶことが出来ない人はいないでしょう。それくらいポピュラーな道具です。

DIYでは電気の力で円形状の刃を高速回転させる丸鋸と、分厚い直線状の刃を上下運動させるジグゾーが一般的ですね。今回ご紹介するのはそういう電動タイプではなく、それらの元となった人力で使うタイプです。

ノコギリと一言で言ってもいろんなタイプがあり、ノコギリをほとんど使わないわたしでも何本か持っております。

木工用・金属用といった用途での分類の他、木工用でも縦挽き用・横挽き用といった木目に対する方向での分類、また切断する材木の形状による分類など、本当にいろんな種類があります。

わたしはごくごく一般的なものしか持っておりませんが、それぞれどういうノコギリなのかご紹介したいと思います。

 

木工用の万能選手『両刃ノコ』

わたしが最も使用するのがこちらのノコギリ。”これぞ、ノコギリ”という外観をしているこのノコギリは『両刃ノコ』といいます。もう、そのまんまの名前。

刃の形状は両側で異なっており、何が違うかというと刃の細かさが違います。

刃が大きい方が縦挽き用の刃で、これは木目方向に木材を切断する為の刃です。

一方で刃が細かい方は横挽き用の刃で、こちらは木目に対して直角に木材を切断する為の刃です。

とはいうものの、わたしはこの2つの刃を使い分けているかというと全くそんなことはなく、いつだって細かい横挽き用の刃を使っています。ほら、細かい刃の方がなんだか綺麗に仕上がりそうに感じませんか?

わたしにとってこのノコギリのとてもいいところは、2つ刃が付いていることではなく、刃に余計な段差が一切無いこと

金属の刃の部分が真っ平らなので、木材を切断する時に刃がどこまでも木材に入ってくことが出来ます。刃の上に余計なものがあると、そこまでしか刃が入らないのでとても作業性が悪いのです。どういうことかイマイチ分からない方は、次にご紹介する替え刃式ノコギリを見て頂ければより分かりやすいと思います。

わたしはこの理由だけで、この両刃ノコギリがお気に入り。ノコギリを1本だけ選ぶとしたら、間違いなくこれを選びます。

ちなみに、わたしの住んでいる地域では金物を製造している業者さんが多いので、プロ用とされているものを格安で入手することが出来ました。刃が薄いほうが切れ味が良いので、このようにグンニャリと曲がってしまうくらいに刃が薄っぺらいです。

「切断時はきっちり垂直にしないと簡単に刃が折れるよ!!」と購入時にかなり注意されましたが、今のところド素人のわたしが雑に扱っててもへっちゃらです。

すっかり主流の『替え刃式ノコギリ』

これは最近すっかり主流で、ホームセンターでもよく見かけるタイプのノコギリ。刃を交換することが出来るので『替え刃式ノコギリ』と呼ばれます。両刃タイプもあるみたいですが、主流はこのような片側だけに刃が付いているタイプなので、片側タイプとして話を進めます。

わたしがDIY用に最初に購入したノコギリがまさにこれでした。しかしながら、残念ながら今では全く使わなくなりました。

その理由は、替え刃式ノコギリには背中部分に替え刃ホルダーと呼ばれる部位があり、これがどうしても刃よりも厚みがあるから。

 

これが切断時に木材に接触してしまう為、刃を木材深くに入れることが出来ません。切断時の刃の動きが制限されてしまうし、分厚い木材なら切断出来ないことも。これは、とても不便。とてもストレス!

その不便さを補って余りあるメリットがあるなら良いのですが、残念ながらわたしの用途ではそれだけのメリットを見出すことが出来ませんでした。

というのも、刃を交換しなければならないくらい、ノコギリを酷使したことが無いんですよね。だから、替え刃式のメリットがゼロなんです。そしてもし刃が交換になっても、そんなに高いもんじゃないんだから丸ごと買い替えたらいいや…とすら思っています。

金属切断に欠かせない『金切りノコ』

名前の通り、金属を切断する為のノコギリ。

もちろん木材も切断できるけど、日本の木工用ノコギリが引く時に切断するのに対し、このノコギリは押すときに切断されるので注意が必要。むしろ日本の木工用ノコギリが特殊なのかな?

DIYでアルミ等を切断する機会があるなら、必須の道具であると言えます。

金属を切断する時はかなりの力と持久力が必要になるのですが、長時間正確に刃に対して垂直に力を掛け続けることは至難の業。木工用ノコギリのように刃が持ち手側のみで固定されているタイプだとどうしても力の入り方がブレた時に刃がグニャっと曲がって危ないので、写真のノコギリのように刃の両側を固定しているタイプを激しくお勧めします。

なお、金属の切断と言っても素人の人力で切断できるのはアルミや真鍮といった柔らかい金属に限ると思っておいた方がいいでしょう。ネジくらいの細いものであればステンレスや鉄も切れないことはないですが、それらの硬い金属の切断はとても大変で根気が要ります。

 

細かい細工に欠かせない糸ノコとレーザーソー

ほっとんど使わないけど、細かい作業をする人には欠かせない道具かもしれない2本。

左側は細ーい刃を持つ糸ノコ。通常は直線状になる切断ですが、曲線での切断が可能となるノコギリです。ウッドデッキやウッドフェンスのような大物の製作では活躍の機会はほぼないですが、家具製作などで穴をくり抜いたり、飾り形状にするにはこれがないと話にならない、そんなノコギリです。

右側は刃の薄さと細かさが特徴のレーザーソー。

刃が薄いので通常のノコギリよりも切断時に失われる厚みが少なくて済みます。まさに、精密切断用。

しかしながらこのノコギリも替え刃式ノコギリ同様、背に厚みのある部分があるので、切断時には刃の動きにかなりの制約があります。調べると、このノコギリは模型などの切断によく使われるみたいですね。わたしは何の為に買ったんだろ?それすら思い出せないくらい、使用頻度は低いです。

迷ったら『両刃ノコ』がお勧め!!

はっきり言ってわたしはノコギリの使用頻度はかなり低いです。わたしのDIYでの制作物はウッドデッキ・ウッドフェンス・棚などの家具などがメインですので、切断箇所は簡単な直線形状ばかりであり、基本的には丸鋸などの電動工具でカバーすることが出来るのです。

しかしながら、ごくたまーにこのように電動工具が入らない場所の加工がある為、やっぱりノコギリは必要な道具なのです。

使用頻度は低いですが、あるとないとでは大違い。ノコギリが無いと作業が進まないのですから。

と言う訳で、将来的に電動工具を買おうと思っている人でも、ノコギリは1本でも持っておくのをお勧めします。決して無駄にはなりません。

そして1本買うのであれば、万能選手な両刃ノコを激しくお勧めします。

ホームセンターの売り場を見ても現在の主流は替え刃式ノコギリのようですが、替え刃ホルダーによるストレスは相当なもの。用途別にいろいろ揃えるならそれでもいいかもしれませんが、そうでないならより万能な両刃ノコギリの方が絶対良いです。

わたしの少ない経験上ではありますが、ノコギリって一度購入したらそうそう買い替える類の道具でもないかと思います。長く使うことを想定し、自分の使用用途にぴったりと合ったものをしっかり選んでみてはいかがでしょうか。この投稿がそのご参考になれば幸いです。