『LUMIX DMC-G8』軽くて多機能な子育て世代にぴったりのカメラ

『LUMIX DMC-G8』軽くて多機能な子育て世代にぴったりのカメラ

これまで使用してきたPanasonic製のミラーレス一眼DMC-G3から7年ぶりに買い替えたカメラであるLUMIX DMC-G8

まだまだそこらへんの家電屋さんの店頭でも売っている現行バリバリの機種ですが、発売自体は2016年10月と少し古いカメラです。

発売から2年近く経過しているので散々レビュー記事は出尽くしていると思いますが、わたくしもカメラド素人なりに色々感じたことがありましたのでご紹介したいと思います。

簡単に言うと、

  • 操作感は大満足。2ダイヤルは使いやすい!!
  • 期待の動画性能はイマイチだった?

の2点です。

操作感は大満足。2ダイヤルは使いやすい!!

DMC-G3からDMC-G8へ買い替えて最も違いを感じたのが操作性

ほとんどのカメラにはシャッタースピードや絞りを操作する為のダイヤルがついていますが、G3の場合はそのダイヤルが1つでした。ダイヤルが1つでも2つの項目を調整することができ、このダイヤルを押し込むことで、調整する項目を変更することができます(例えば、絞り⇔露出補正)。

この「ダイヤルを押し込むことで調整する項目を変更する」という機能にすっごい不満があって、今現在ダイヤルが絞り調整になっているのか露出補正調整になっているのか分からないので、咄嗟の操作ができないのです。また、ダイヤルボタンを押し込むという機能がついている為、ダイヤルの回し心地もあまり良くない(ソリッド感がない、グニグニしてる)のも不満でした。

ところが!!

これは全く期待していなくて、カメラを実際に触って初めて気が付いたのですが、なんとG8にはダイヤルが前後に2つついているではありませんか!!

ダイヤルが2つあるということは、こんな感じでグリップした時に2つ同時に操作することができるということです。

絞り優先モードでは前後のダイヤルがどっちも絞り調整用に割り振られているという、それ2つある意味ないじゃん!!っていう初期設定でしたが、ちゃんとダイヤルには好きな機能を割り振ることができますので安心。

わたしは後ダイヤルに絞り調整を、前ダイヤルに露出補正をそれぞれ割り振って使用しています。超便利!!

 

Fnボタンはあんまり意味ないかも

G8は先ほどの前後ダイヤル同様、多くのFnボタンを装備していてそれらに好きな機能を割り振ることができるのが特徴となっています。そのファンクションボタンの数、なんと11個!!

すげー!!って一瞬思ったのですが、どう考えてもカメラにはそんなにたくさんのボタンがついていません。どう見てもFn1,2,3,4,5の5つのボタンしかないぁ・・・

と思っていたら、残る5個はタッチパネルモニター内なんですね。11個目なんてダイヤルのセンター部分ですし。

タッチパネル部のボタンを押すには2手間位必要ですし、そもそも繊細な操作には不向きな大きさ。やっぱりボタンは物理ボタンに限ります。

その肝心の物理ボタンにも予め何のボタンかがプリント印字されていますので、好きな機能を割り振って!と言われてもものすごく抵抗があります。

例えば、LVFって印字されているボタンに、wifi機能を割り当てるとか・・・わたしはそういうのすごく抵抗があるんですけどー!!みなさんは如何ですか?わたしが気にしすぎ?

そんなわけで、カスタマイズの肝ともいえる多くのFnボタンですが、その多さによるメリットはわたしにあまり感じませんでした。好きな機能を割り振って使うのは、せいぜいFn3ボタンとFn4ボタンの2つくらいでしょうか?

やっぱり物理スイッチは最高だ

これまでの内容でもお分かりいただけると思うのですが、物理スイッチというのは操作性を語る上でとっても重要です。

モードダイヤル、Fnボタン(わたしはあまり必要じゃないけど)に加えて便利な物理ボタンが、フォーカスモード切替スイッチ

G8ではこれまで使っていたG3やGF2と違って物理的なAF/MF切り替えスイッチがついています。

オールドレンズを使う時や、思った通りにピントが合わない場合に必要なマニュアルフォーカス。今までのカメラだとMENU画面からわざわざ切り替える必要があったので、このスイッチは本当に便利。

また、ドライブモードダイヤルという、連写機能や4Kフォトを切り替えるダイヤルもついています。

これでも今までのカメラならMENUボタンやFnボタンで切り替えをおこなっていたのですが、ダイヤルになることで操作の手順は明らかに減ったし、直感的に操作できるようになったのでこれも大変便利。

いやぁ、物理ボタンって本当に便利。あればあるだけ便利!?

でも、このモードダイヤルは一番大きなダイヤルですが、こいつは最も使用しません。

撮影のほとんどは絞り優先モードで行いますので・・・。このダイヤルの代わりに、ISOダイヤルなんかがついていれば言うことなかったんですけどね。

期待の動画性能はイマイチだった!?

このG8を購入した理由の一つが、動画性能への期待。

より動画性能を追求したGHシリーズ程ではないものの、一般的なカメラよりも動画性能が高いとされているG8。

4K動画も撮影できるし、あわよくば子供の動画もこれ一台で済ませたいな~と考えていました。

その為に、電動ズームでよりスムーズなズーム操作が可能なLUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.も買い足したのです。

同じく電動ズームが可能な望遠レンズであるLUMIX G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.は既に持っているので、この2つの電動ズームレンズで子供の動画も楽勝だぜ~!!って期待は高まるばかり。

 

で、購入から2か月間いろいろなシチュエーションで試験をした結果導き出した結論。

 

動画時のAFが遅いぞ!!!

 

あれ?

もしかすると設定が悪い可能性もあるのですが、誰でも簡単に動画撮影できるビデオカメラと比較すると不満があるのは否めません。

狭い範囲でのんびり動いているものであれば問題ないのですが、うろちょろと動き回る子供の撮影となるととたんに問題が生じます。というのも、一度ピントが外れると再度顔にピントが合う頃にはまた動いてピントがずれて・・・の繰り返しになることも。

もちろん、うまく撮影できる時もあるんですが、特にイベントなどでは撮影のやり直しができない、まさに一生に一度の機会なわけですから、少しでも動作に不安があると怖くて使用することができません

動画性能にはかなり期待していたのでかなり残念に感じていますが、もう少しいろいろと触ったりテストしてみたりして、うまく撮影できる方法を模索したいと思います。

 

4Kフォトは便利だけど、少し練習が必要かも

動画と同じく期待をしていたのが、4Kフォト。

漠然と4Kっていうからすごいんだ!!と思っていたのですが(そういう人は多いはず)、4Kの画質って一般的な一眼カメラの写真の画質から考えるとかなーり劣るんですよね。

4Kフォトっていうのは簡単に言うと、画質を落として連写性能を高める機能のことです。

確かにパソコンモニターや2L・L版のプリントで画質の差なんて全然分からないから、連写性向上っていうのはとても便利な機能だと思います。

で、これもいろいろ試してみた結果の結論。

4Kフォトは便利だけど、シャッターのタイミングは早め、早めに

決定的な瞬間を逃さない!というのがウリの4Kフォトですが、シャッターを押してから記録し出すまでに若干のラグがあります。

メモリーカードをあまり圧迫したくないというドケチな理由で、ぎりぎりまでシャッターを押すのを躊躇った結果、欲しい写真は全く撮れず・・・ということが何回もありました。

なので、シャッターは早め、早めに押しましょう

記録する写真は撮影後に選ぶことができるので、メモリーカードを圧迫することはありません。

まとめ

ろくな調査もせず、勢いだけで購入したこのG8。

実は購入後にGX8とかGX7mark3、はたまたOM-Dシリーズの方が良かったんじゃないのー?とウジウジしたこともあったのですが、大柄なグリップは本当に操作し易く今となっては大変満足しています。

動画性能は子供の記録用としては実用域、とは言えないのが残念ですが、これはもう少しいろいろ試してみたいと思います。

なお、全体の質感はプラスチックが多様されている為、それ程高くはありません。また、G3のような黒以外のカラーもないのもやや残念なポイント。

もっとポップな色があれば良かったのになー、と思うんですがこれはコストアップにも繋がるので仕方がありませんね。

いずれにせよ、軽さと機能性を生かしてガシガシ使う実用的なカメラだと思います。子供の荷物があると重いカメラを持ち出すのも難しいので、わたしのような子育て世代や、そこそこ画質には拘りたいけど手軽にカメラを持ち出したい、という方にはとてもいいカメラではないでしょうか。

2018/8/26追記

子供が参加する盆祭り等、いくつかのイベントで使ってみて感じたことです。

動画撮影時のAFの遅さはやっぱり気になります。子供が歩いている程度の速さならそこまで問題ありませんが、小走りするようなシチュエーションだとレンズに関わらずAFはやっぱり遅れる感じ。

また、周りに大勢の人がいるとAFが迷うような挙動もありました。

しかしながら、画質は無茶苦茶綺麗!!

フルHDのモニターでもこれまで使っていたビデオカメラとは素人目にみても明らかに綺麗さが違います。これはカメラのスペックのせい?それともレンズのスペックのせい?いずれにせよ、AFの欠点を差し置いても今後積極的に使っていきたいと感じました。