芝生の通気性確保の為、サッチングしましょう!

芝生の通気性確保の為、サッチングしましょう!

芝生のお世話と言えば水遣りと芝刈りですが、それらと比較すると頻度は格段に少ないものの、同様にとても重要な作業がサッチング。

そこで今回はそんな芝生のサッチング作業についてご紹介しましょう。

サッチングとは何でしょう?

サッチングというのは枯れた芝生の葉っぱを取り除く作業のこと。

高麗芝のような暖地型芝は冬の間枯れますが、枯れた葉っぱや芝刈りで回収し損ねた葉っぱは当然地面に残ります。

その枯れた葉っぱを地面に残したままだと

  • せっかく撒いた肥料が土に届きにくくなる
  • 芝生が生えにくくなり、密度が上がらない
  • 芝生の通気性が悪くなる
  • 水はけが悪くなる

などいろいろなデメリットがあります。

他の多くの植物同様、芝生にとっても通気性と水はけの良さは重要で、これらが悪いと藻が生えたりカビたり病気になったり、まぁろくなことになりません。

わたしのような素人からすると、枯れた葉っぱなんて放っておいたら勝手に分解されて土に還るイメージがありますが、地面の上の葉っぱって意外と簡単に分解されないんですよね。

なのでサッチングを行うことで、分解を待たず積極的に取り除くのです。

サッチングにはいろんな考え方があります

健全な芝生の成長の為にサッチングが必要なのは多くの人が認めることなんですが、ネットや書籍でその方法を調べても、その頻度や時期、方法がバラバラで全然分からない!

結局わたしのような素人はどうしたらいいんだー!?

多分なんですが、芝生に溜まるサッチの量は芝刈りの頻度や道具によって異なりますので、そりゃサッチングの頻度や重要度(=考え方)も人それぞれ違うようになるんじゃないでしょうか。ましてやサッチングには芝生にストレスを与えるとされていますので、ストレスを与えるのが嫌な人はサッチングなんて最低限でいいと考えますし、サッチングでストレスなんてそんなにないよ!と考える人はがんがんやるのを推奨されるでしょう。

とにかく、人によって考え方はいろいろで、正解なんてないですよー、ということです。

なので、これから紹介する方法はあくまでわたしが、わたしのお庭でベストと考えるやり方です。こういう考え方もあるんだなーという程度で緩くご参考下さい。

サッチングの時期、頻度

わたしは1年に1回、6月初旬に行ってます。

しかしながら、わたしが調べた時に最も人によって意見が異なるな、と感じたのがこのサッチングを行う時期でした。

大きく分けると、

  • 新芽がでる前の2月くらい
  • 新芽がでる春先くらい
  • 芝に勢いのある6月くらい

の3つが主な流派といったところでしょうか。

2月派の考え方は、冬の間枯れた芝とサッチをまとめて焼き払うので新芽がでる前じゃないといけないから。新芽を焼いたらダメだし、早過ぎても雑草が生えますもんね。

春先派の考えは、冬に枯れた芝を取り除けるから。

6月派の考えは、サッチングは芝に強いストレスがかかるので、サッチの悪影響がでやすい梅雨に入るギリギリまで芝生に体力をつけたいから。

なんだかそれぞれ納得できる考えですが、わたしのお庭は住宅地のど真ん中で芝焼きなんてできないので2月派は論外。残る春先派よりも6月派の考えの方がなんだかしっくりきた為、毎年6月初旬に実施するようになりました。

サッチングは気になりだすと本当に気になるのですが、ぐっと堪えて頻度は1年に1回。やり過ぎて芝生を傷めないようにしましょう。


6月のアタマになるとかなり芝生も勢いが出てきて元気なので、ストレスが掛るならこの時期で決まりでしょ?というのがわたしの意見。芝生の補修もこの時期にすることが多いですよね。

わたし的サッチングの方法

①レーキ・熊手などで芝生の生え際をガリガリやります。

②浮き出てきたサッチを回収します。

③芝生の上に残ったやつは、芝刈り機で回収します。

以上、終わり。

たったこれだけ。本当にこれだけ。サッチングは作業自体はすごく単純。

単純な作業なので誰でもできる作業なんですが、素人のわたしが感じたコツもございまして、

それはサッチングの前に軽く散水をしておくということ。乾燥したサッチは軽くて簡単に飛んでったり、レーキや熊手の間をすり抜けたりして思うようにまとまりません。

ところが水分が付着するとこれがよくまとまるようになるのです。

サッチングに使用する道具

サッチングに使用する道具は熊手かレーキ。いろいろな道具を試したわたしの経験上、

  1. かきとり部は細い方がよい
  2. かきとり部の幅は広げたり狭めたりできる調整式が絶対便利
  3. 柄は長い方が楽チン

の3つの特徴を兼ね備えたものが一番使いやすいという結論になりました。


こういう、先端のかきとり部がプラスチックや竹でできているものは幅が広く、思ったように芝生の内部深くまで入り込むことができません。


金属製のタイプは先端のかきとり部が細いので、芝生の根元まで簡単に入っていってくれて便利です。


こちらは柄が短いけど、かきとり部の幅を調整できるタイプ。幅の調整は本当に便利ですが、どちらかというとサッチを取りこぼさないよう、目いっぱい間隔を狭くして使うことが多いです。

なお、サッチングで使用する他の道具として、サッチングマシーンやサッチ分解剤のような便利グッズもあります。しかしながらわたしの場合は年に1回しかしない作業なので特に必要性は感じてません。いつか試してみたいな、という気持ちはあるんですけどね。

さぁ、サッチングしましょう!

ということで、サッチングという作業にはいろいろな考え方があるものの、作業自体はとっても簡単であることがおわかり頂けたことでしょう。道具もレーキ一つでできますので、とってもお手軽。これからの季節、芝生の水はけが悪いとキノコが生えたり病気になったりとトラブルが出やすい時期ですので、その前にサッチングに挑戦してみては如何でしょうか。